宇宙をかける少女(第1話)
「ハイパーストラクチャーSF美少女アクション」らしいです。監督の小原正和氏を始め、「舞-HiME」シリーズを手がけたスタッフによる作品、ということで俺の中での注目度は高い。
SF作品といえばサンライズの十八番と言っても良いんだけど、これはどうも単純なSFという雰囲気ではない、というか今まであまり見たことがない作品じゃないだろうか。何よりコロニーが人間化しているというのは未だかつて無い設定。それにしても福山潤のハマり度が凄い(笑)。今期の福山はアホキャラ専門でしょうか。
ストーリー展開はさすがにまだ1話なので世界観を理解させる演出や構成。それでもキャラクターの登場のさせ方がうまくて、すんなり主要キャラが頭に入ってきた。具体的には秋葉(CV:MAKO)といつき(CV:遠藤綾)、この二人の視点の切り替えのテンポが絶妙。同じ時間軸、というよりも少しずつずれた時間軸という演出も良い。
ところで、サンライズにはHD制作ラインがまだ少ないんでしょうか?ストーリーは面白いんだけど映像クオリティが少々微妙。CGで描いてある部分はまだ良いんだけど、それ以外のシーンとか文字の輪郭にアプコン時のブロックノイズ、そして画面全体のぼんやり感と、「SDで作りました!」と言わんばかり。これにはちょっとがっかり。
エンターテイメント性はものすごく感じるし、キャラクターやストーリーも全く先の展開が読めないので、個人的には凄く気になる作品になった。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント