黒神 The Animation(第1話)
日本、アメリカ、そして韓国の3ヶ国同時放送!ということで制作費も結構あるんじゃないでしょうか。なにしろOP、そして本編中のバトルシーンの作画がハンパじゃないクオリティ!特にあの360度、つまりグルグル横に回るカメラワークの作画は、アニメでの表現にはパワーとテクニックが必要なシーン。それをあそこまで派手に使ってくるとは。
さて、ストーリーの方も実は今期の中でも期待している作品の1つ。Webサイトの「世界観」を見て、「お、これは面白そうかも?」と思った。原作は林達永・朴晟佑ということで、日本のアニメとして、いや、漫画としても珍しい韓国人クリエイターによる作品。
それでも作品の舞台は浜松町や汐留近辺の東京の港湾地域なので、日本人が見る分にも何の違和感もない。おそらく日本の漫画やアニメを見て育った世代なんだろう。作りも良い意味で日本的。アニメのスタッフもシリーズ構成に吉田玲子氏ということで、そのストーリーの組み立てには何の不安もない。
1話はまだまだ序章、作品の入り口ながら慶太(CV:浪川大輔)と今後のストーリーの核となりそうなクロ(CV:下屋則子)の出会いもあり、「ドッペルライナー」というキーワードが気になる展開。俺としては単純な「正義vs悪」の構図よりももう少し複雑な展開の方が好みだけど、これだけ基本がしっかりしてる作品だし、慶太が強大な悪と対峙して成長していくストーリーでも見応え十分かも。
正直に言えば「どっかで見たかな?(というかシャナ)」と思わせる雰囲気もあるが、完全なオリジナリティを求めても無理なわけで、これはこれで十分面白い。
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