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ミチコとハッチン(最終話)

時間変更と2話放送にもめげず、手動予約で全話見逃さずに最終話までこぎ着けました。

▼ミチコとハッチンのヒューマンドラマ
この作品の中心は疑う余地無くミチコ[ CV:真木よう子 ]ハッチン[ CV:大後寿々花 ]のヒューマンドラマ。最初はミチコがハッチンとの触れ合いを通じて人間として成長していく姿を描くのかなと思っていたんだけど、蓋を開けてみるとちょっと方向性が違った。ミチコは最初から最後まで一貫して自分の信念を貫き、生きることに懸命な「強い女」だった。ハッチンに対しても、ヒロシ[ CV:津田寛治 ]に対しても、アツコ[ CV:坂井真紀 ]に対しても媚びることなく、最初から最後まで自分を貫いていた。

▼新鮮な演技
この作品のキャスト陣は基本的に「声優」という職業ではなく、俳優のジャンルに属する人たち。それ故に「アニメーション」というよりは「映画」に近い感覚で見ることが出来た。だからこそ、前述のヒューマンドラマもよりリアルに描くことが出来ていたと思うし、誇張のないリアルなミチコであり、リアルなハッチンの言葉がそこにはあった。

▼もったいない放送スケジュール
キー局の深夜アニメの宿命だろうか。後半はまだしも序盤は放送開始時間の変動が激しく、ハコ番組的な扱いとなっていたためにレコーダのEPG追従も使えず。さらに2月以降に2話放送が多くなるなど、せっかく各話ごとで練られた構成になっていたストーリーもその良さを生かしきれなかった。そして後半には作画クオリティに難のある回が何回かあり、見ている側からすると何とも不条理なテレビ局側の都合を押しつけられた感は否めない。

▼働く大人向けの深夜アニメ
俺は録画してみていたけど、この内容は深夜にゆったりと大人が見るアニメとしては最適じゃないだろうか。仕事で疲れていても、画面の中で精一杯生きるハッチンや、不器用ながらも自分らしい生き方を選ぶミチコの姿を見ていると、「あ~、明日も頑張らないとな~」という気持ちにさせてくれる。総じて良作と言って良いでしょう。

ミチコとハッチン(@フジテレビ:デジタル) / アニメーション制作:マングローブ

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