東のエデン(第1話)
今期最大の注目作です。神山健二のアニメーションオリジナルストーリーと言われたら、もう期待せずにはいられないでしょう。キャラクターデザインに羽海野チカを迎え、アニメーション制作はProduction I.G。音楽は川井憲次だし、とにかく一流のスタッフを集めたのは間違えない。
「1話に全ての謎を解くカギがある」ようなので目を凝らして1話を見たんだけど、ま~分からないですよね。何せ謎が何かまだ分かってないんだから。美咲[ CV:早見沙織 ]がどんな人物なのか?という説明もなければ、世界観の説明もない。最後に「東京にミサイルが落ちた」という唯一事件らしきモノが起きた以外、この世界での出来事を具体的に表すモノは何もない。
この事件では誰も死なないこと、そして美咲と朗[ CV:木村良平 ]の11日間を描くストーリーであることは既に発表されている。概ね1話で1日ってことだ。今回の1話も美咲と朗の出会いから、あれよあれよという間に事件の発生にまで時間が進む。この時間の進み方のリアリティをどう表現していくか。これが1つ俺の中での注目事項です。
近未来という設定を使わせたらProduction I.Gはホントに凄いなと思わせる映像が今回も随所に。背景や車なんかには巧みにCGを使って、キャラクターの動きや表情に作画パワーを投入するというのも、現代のアニメーションでは正しい制作手法だと思う。
まだまだ動き出したばかりのこの作品、最後まで一気に駆け抜ける展開になりそうだけど、とにかく期待をして、そして1話をレコーダに残したまま最終回まで楽しみに見たいと思います。
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