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スレイヤーズ EVOLUTION-R(最終話)

▼比較せざるを得ない
2クールに分割された放送された久々のスレイヤーズテレビシリーズ。おそらく10数年前の「林原めぐみ&スレイヤーズ」の人気を知っている人とそうでない人では、この作品を見て感じる印象も違うんだろう。前者の立場である俺は既に後者の立場で見ることはできないので、どうしても過去の栄光というか、当時の盛り上がり振りと比べてしまうところがある。

▼今は昔
当時の林原めぐみの存在は、今でいえば水樹奈々が同じポジションだと思う。幅広い演技力と圧倒的な歌唱力で声優業界の中でも人気は群を抜いていた。(水樹奈々にはそれに「ビジュアル」という要素が加わるけどね。)そんな林原めぐみがリナのCVであり、そしてOPをうたっているというだけで作品としての人気はある程度確保されたに等しかった。そしてスレイヤーズに関して言えば、原作小説の人気が相当なものだったということもあり、当時としてはヒット作中のヒット作だったと言えるはずだ。

▼組み合わせと組み立て
昔のことばかり言ってもしょうがないので今のスレイヤーズの感想を。1つ目は「変わってないな~」という懐かしさ。エンディングでGet Alongのイントロが流れてきたところでは、思わず「きたー!」と叫びたくなるような気分だった。リナを中心としたキャラクターのドタバタ劇。魔法と剣の世界をそこに上手く絡めていくストーリーとその展開力。倒すべき敵の存在。パーツの質も高いし、その組み合わせ方もまた巧みだ。

▼懐古主義にはなりたくないが
一方で正直なところ「こんなもんだっけ?」という印象があるのも確か。スレイヤーズ以降、それこそ数百本のTVシリーズとその変遷を見てきた俺からすると、既にスレイヤーズの展開は古さを感じる。今や一本調子のストーリーに勧善懲悪の展開、ハチャメチャヒロインという組み合わせはパワーを失っている。古い物が全て悪いというわけではないが、どうしてもその時代でないと受け入れにくい要素というのはある。スレイヤーズに関して言えばその部分が非常に多かったんじゃないだろうか。もちろん、見る側の嗜好の変化もあるので、これは俺の主観だけれどね。10数年前の当時のスレイヤーズを見て「面白い」と思った人は、はたして今作も同じレベルで「面白い」と思うことができたのだろうか。

スレイヤーズ EVOLUTION-R(@AT-X) / アニメーション制作:J.C.STAFF

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