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シャングリ・ラ(第7話)

なんと言いますが、ストーリーの「核」が定まらない展開が続くな。原作小説は非常に人気があることは分かってるんだけど、原作を上手く消化して脚本にする部分に物足りなさを感じる。今回は國子[ CV:高橋美佳子 ]が再びとらえられ、今までストーリー上の接点がなかった鳴瀬涼子[ CV:五十嵐麗 ]と初めて顔を合わせた。おそらくこれらの要素は1つの核に向かって進んでいることは間違えないだろうし、今回國子を収監した理由がそこに絡んでいるのかもしれない。これで國子と鳴瀬、そして国仁[ CV:石井真 ]が繋がったことになるからね。

ここまでのストーリーでは「ドゥオモ」「なんとか集団」「アトラス」「カーボニスト」といろいろな要素が出てきて、この作品の世界観が非常に広くて深い事は理解した。一方でそれぞれの繋がりの見え方が希薄。これはもしかしたら意図的なのかもしれないけど、どうしてもアニメだけ見てる俺には分かりづらい。

一見して接点が無いと思われた要素がだんだんとまとまっていき、そして1つのストーリーとして確立した時の面白さは言うまでもなく快感なんだけど、これを実現するにはシリーズ構成や脚本など、作品の骨組みとなる部分が重要。その骨組みに引きつけられる要素がなかなか出てこない。

シャングリ・ラ(@TOKYO MX:デジタル) / アニメーション制作:GONZO

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