戦場のヴァルキュリア(第11話)
アリシア[ CV:井上麻里奈 ]の各種反応を楽しむ、そして戦争が舞台の作品だけに戦闘シーンがヴァルキュリアの見せ場。それと同時にこの作品の場合、政治的なストーリーの描き方も実に上手いと思う。そんな政治的な側面のストーリー。あと久々にアリシアの直球勝負なテレッぷりとドレス姿を楽しむ回でもある。
義勇軍と正規軍がイマイチ仲が良くないように、ガリア公国の中もどうも一枚岩とはいかないご様子。貴族のお飾りとしての日々を過ごしているコーデリア[ CV:能登麻美子 ]が側近中の側近であるはずのボルグ[ CV:柴田秀勝 ]の企みに巻き込まれる。その直前、廊下ですれ違ったときに目があったアリシアとコーデリア。ヴァルキュリア人の末裔ということになっているコーデリアとおそらくヴァルキュリア人の血を引いているアリシア。この二人、似たような血筋なのにここまで歩んできた人生は大きく違う。
あのシーン、コーデリアは年が近いと思われるアリシアに対してどのような感情を抱いたんだろうか?期せずしてアリシアも同時に拉致されてしまい、この二人は急激に距離を縮める。この出会いはストーリーを大きく動かす気がする。
それにしても圧巻だったのはイェーガー[ CV:大塚明夫 ]を演じる大塚氏の演技力。ある意味凄すぎて一人浮いていた。完全に外画吹き替えモードだ。若手中心のこのCVに入ると力量の差は圧倒的だったな。
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