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黒神 The Animation:最終話(第23話)

▼まずは23話の感想を
この23話の内容にまずは触れる必要があると思う。アバンタイトル(OP前のストーリー部分)では[ CV:大原さやか ]のウエディングドレス姿。ここで相手を引っ張ると言うことは、慶太[ CV:浪川大輔 ]以外の相手と思って良いのか?半分確信しながら総集編とも言える本編を見終わる。そして舞台は結婚式へ戻ってくる。相手は・・・アレ?慶太なの?引っ張った割に普通だな。そう思っていたED後。慶太の死、そしてクロ[ CV:下屋則子 ]とのシンクロ。このシーンは衝撃だった。このシーンのためだけに延々と費やされた総集編とも言える部分、そしてOPからEDへの引っ張り。いや、参りました。

▼やや曖昧だったキャラ
この作品、クロはもちろんのこと、もう一人の茜という人物もストーリー上ものすごく重要。俺は途中の感想で何度も「茜はカギになりそう」と書いてはいたものの、実際に茜が真に鍵だったことが明らかになるのは黎真[ CV:小西克幸 ]と契約した後から。クロについても、真神の呪いやドッペルライナーシステムの真実が明らかになった最後の数話まで、真の意味での重要さはややぼかされていた。結果、二人ともその存在意義をぼかされたままストーリーが進んでしまい、俺の中では少々位置づけが曖昧になる事も。茜がルート、というのは確かに予想はできたけど、クロの方は黎真視点でも良いのでもう少し早くに真実を出してくれても十分楽しめたと思う。

▼構成はよく言えば分かりやすい。
最初は黎真が悪者だった。次は蔵木[ CV:日野聡 ]が敵として立ちはだかった。黎真が再び立ちはだかる。そして最後は真神。1つの敵を乗り越えたはずが、次々と敵が登場する。しかもそれらは慶太やクロと深い関係のある人たち。黎真については明らかに何か別の思惑があるな、という雰囲気があっただけに最後の真神との戦い、そしてクロの母親の死の真実については驚きは低かった。それならばいっそ黎真の過去の行動を全部見せてしまって、それをクロに説明できずに苦しむ黎真、という展開でも良かった気はする。原作があるだけにそのあたりはさすがに自由にはできないだろうけど。そもそもこれも全部見た上での結果論でしかないけど。

▼日米韓同時放送
放送前は話題になったけど、この作品は日本だけでなくアメリカ、そして韓国でもオンタイムで放送されるという史上初の試み。海賊版やYouTubeで不正に出回るくらいなら、現地言語への吹き替えという付加価値を付けた上で同時放送しよう、という目論みだったようです。果たしてこれは成功したんでしょうか?その後の成果がまったく聞こえてこないので正直よく分かりませんが、仮に俺が外国文化の象徴たる物に触れるのであれば、下手に吹き替えとかしないで欲しいと感じると思うんだけど。そのあたり、アメリカ、そして韓国で吹き替え版を見た人はどう感じたんだろうか?凄く興味がある。そもそも作品として面白いという感想を持ったのか?正直、日本の深夜アニメとしてはごくごく普通の水準の作品だと思うんだけど。

黒神 The Animation(@テレビ朝日:デジタル) / アニメーション制作:サンライズ

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