大正野球娘。(第1話)
あれだけ盛り上がったけいおん!の後番だから、制作側も結構プレッシャーかかってるんじゃないかな。とは言っても両作品には何の繋がりもないわけだけど。
この作品の場合は「大正時代」という時代設定が全てのカギ。おそらく大正野球娘。を見ている100%の人が大正時代の実態は知らないといって間違えないだろう。もちろん史実として資料が残っている内容もあれば、ストーリーを面白くするために創造した部分もあるだろう。それでもポイントは、「大正時代ならではだな!」と思わせる説得力だと思う。それが事実かどうかについては、実は俺はそんなに重要だと思っていない。
そういう視点で考えると、「女性の社会進出」「野球」「セーラー服と和服の混在」などなど、アニメ化するにはテーマとして面白そうな題材が実に多く転がっている舞台だ。正直に言えばもう少しストーリーには期待していたんだけど、1話の段階では時代説明的な描写も多くて、説明的になってたかな。もちろん、それがないとこの作品は成り立たないと言うのはさっき書いたとおりなので、やむを得ないんだけど。しばらくはどういう方向に行くのかを見極める時期だ。
映像面では相も変わらずサイドカットですが、特にビジュアル面に期待する作品ではないので今回は地上波で見ることにした。SDアプコンのボケがかなり抑えられていて、TBSにしては良画質と言えるかな。
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