ティアーズ・トゥ・ティアラ（第14話）

今回はなかなか興味深い内容だった。1つめは壁画。12人の精霊と1人の出来損ないを描いた物だと説明するアロウン[ CV:大川透 ]ですが、明らかに顔を消された「出来損ない」はアロウンその人だろ。珍しくアルサル[ CV:石井真 ]が描かれた人物と両親を殺した人物との類似点に気が付いて見せたけど、それ以外はスルー。オクタヴィア[ CV:田中理恵 ]あたりがアロウンが描かれていることに気が付いてもおかしくないと思うんだけど。オガム[ CV:秋本羊介 ]は当然何か知ってる？

この壁画にまつわるストーリーはPC版には無かったと記憶しているのでPS3版での追加要素だろうか。完全にスルーの展開には少々納得がいかないので、もう少し何か練って欲しかったな。誰かが気づくとか。一方でその壁画の前で繰り広げられたオウガとの戦いは圧巻の作画。人の動き、ダメージを食らってぶっ飛ぶ時の動きがやけにリアルだった。ここは気合い入れたな。

ストーリーのもう1つのポイントは、帝国の中で立場が危うくなりつつあるガイウス[ CV:浜田賢二 ]の暴走。プライドがあるだけに今回のような事態には耐性がないはず。逆上している時点でアロウンに勝つことは不可能だと思うけど、これは仲間になるフラグって事なんだろうか？

ティアーズ・トゥ・ティアラ（@TVK：アナログ） / アニメーション制作：WHITE FOX