シャングリ・ラ(第16話)
ストーリーの構図は圧倒的な悪であるアトラス公社の涼子[ CV:五十嵐麗 ]とそれに対峙する人たち、例えば國子[ CV:高橋美佳子 ]率いるメタルエイジとか、という方向で収束してきたかな。涼子が何をたくらんでるのかはっきりしないというベールはまだ残っている物の、こうも構図がはっきりしすぎると後はストーリーのクオリティよりも、登場人物の感情や人同士の繋がりとか、そういった部分が重要になってくる。はっきり言えばそれが薄いとどうにもワクワクしない。
その点では今のところこの作品には多くの未知な要素があって、ディグマ1である美邦[ CV:有賀由衣 ]が小夜子[ CV:石塚理恵 ]と共にアトラス公社を離れ、国仁[ CV:石井真 ]も軍を離れた。一方でアトラスから戻ってきた武彦[ CV:堀内賢雄 ]は國子に銃を突きつける。そして香凛[ CV:井口裕香 ]は消息不明。期待しておいて大丈夫ですよね?
それにしてもメタルエイジ総裁としてはまったくと言って良いほど実績を残せていない國子。何をやっても状況はまったく好転しないのに、相変わらずドゥオモに帰れば暖かく迎えられてチヤホヤされる。さすがにちょっとどころじゃなく違和感あるよな。そこまでのカリスマ性を國子に感じる理由は、本編中に描かれていたとは思えない。「設定」で片づけるには少々大きすぎる違和感だと思う。
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