化物語(第2話)
Aパート全域に渡ってひたぎ[ CV:斎藤千和 ]は全裸かパンツにブラ。本人曰く、暦[ CV:神谷浩史 ]へのサービスらしいですが、視聴者サービスでもありました。映像的にはサービスカットでも物語の展開はどんどんと深みへ。服選びの課程を事細かに独特のカット割りとアングルで淡々と綴る様子は、新房監督作品の特色でもあり、見ているとスッとこの作品の世界観に迷い込んだような気分になってくる。あくまで第三者視点というところがポイントかも。
実際、あの場でひたぎと暦の交わしていた会話の内容は、あまり深い物ではなかった。ひたぎも暦に心を開くことは無かったと思うし、キツイ性格の女の子だなというイメージが強くなる。そこにきてあのBパート。忍野[ CV:櫻井孝宏 ]の前で全てを吐露するときのひたぎは、弱々しい一人の女の子に変わっていた。母親という重しから逃げたことで自分の重みも失った。怪しげな宗教にはまったという母親だけど、今回のこのストーリーも宗教っぽい気がする。
それでも今回の件で母親のことを受け入れ、母親に会いたいという心情を暴露することで再び重みを手に入れたひたぎ。そして同時にツンデレのデレモードも発動か?1話と2話でひとまずひたぎとの出会いのエピソードは完結したけど、この先も暦がひたぎに振り回される様子が目に浮かぶ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント