東京マグニチュード8.0(第2話)
悠貴[ CV:小林由美子 ]を探す未来[ CV:花村怜美 ]の姿。半分パニックになりかけていた所を大嫌いな「大人」である真理[ CV:甲斐田裕子 ]に諭される。それでもある程度安全な場所に移動してからは再び内弁慶モードに。さすがは中1。そう簡単には懐柔されません。
大地震の中でもフジテレビ局舎だけは無傷でみんなが非難しているという状況は少々恣意的ですが、今後どこまで「災害」の中での状況をリアルに描けるのか。そこがこの作品のポイントだろう。例えば食べ物もそうだし、何より一番課題となるのは「トイレ」。あとは東京都心で大地震が起こると家に帰る人で道路があふれ、満員電車状態になるという話も聞いたことがある。とは言いつつも、あまりにもリアルに極限状態を描きすぎると阪神大震災とかの災害を実際に体験した人には酷な内容になりかねない。
そんな難しいバランスの中で、いかにメッセージ性を持たせてそれを伝えられるか。この作品の真価はここからの展開だ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント