CANAAN(第3話)
マリア[ CV:南條愛乃 ]の「色」を見つけだすカナン[ CV:沢城みゆき ]の能力。カナンの身につけた共感覚の1つのようだけど、どうやらこの力は「ウーア・ウイルス」に感染したことが原因のようだ。
ウーア・ウイルスを使って人体兵器を生み出すことがアルファルド[ CV:坂本真綾 ]の率いる「蛇」の目的だとすると、あの体につけられたアザはその目印ということだろうか。御法川[ CV:浜田賢二 ]が出会った謎の女性、ハッコー[ CV:能登麻美子 ]の体にもあのアザが・・。マリアだけではなく御法川もこの事件に当事者として巻き込まれていく気配。
そんなカナンの「仕事」を目の前で目撃してしまったマリア。カナンからはそのときのマリアには拒絶の色が見えたようだ。マリアは本当にカナンを拒絶していたのか?ここまで描かれてきたマリアの性格、そして徐々に見えてくる過去のカナンとの出会いを考えると、むしろカナンを救ってあげたい!という気持ちの方が強い気もする。この二人の関係はこれからもストーリーの重要な要素になりそうだし、気になるところだ。
長くなったけどもう1つだけ。今回は作画監督、そして原画と動画がP.A.WORKSの手を離れてUNION-CHO(韓国)の制作会社によるグロス請け制作。P.A.WORKSの制作キャパ的におそらく数話に1回はまとめて外注しないとスケジュールとして回らないんだろう。それでも1話や2話とは遜色のない仕上がりで、クオリティコントロールが非常に上手くできている印象。と同時に、これが日本の制作会社ではなく海外に出てしまう現状が悲しい。
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