戦場のヴァルキュリア(第18話)
イサラ[ CV:桑島法子 ]はやはり避けられなかった。イサラの死の瞬間はロージー[ CV:皆川純子 ]の回想で語られたけれど、その死の瞬間とその後のロージーの苦しみ。このあたりの描き方が妙にリアリティがあって、急激にこの作品の雰囲気が重くなった。それだけここが第一小隊にとってのヤマ場だということだろう。
17話の感想ではこの出来事をきっかけにウェルキン[ CV:千葉進歩 ]が人間として成長してくれることを期待した。むしろそれが自然な流れかな?と思っていたが、どうもこのウェルキンは相当にひねくれた性格のようで、おかしな方にスイッチが入ってしまった。アリシア[ CV:井上麻里奈 ]やファルディオ[ CV:櫻井孝宏 ]に何を言われようと効果なし。
ウジウジするわけでもなく、悲しみに決起するわけでもなく、ひたすら無関心を装うとするこのウェルキンの態度。結局は他の第一小隊のメンバーに甘えているだけに見える。でもこれは俯瞰して見ているからこそ言えること。今のウェルキンが置かれている状況は理解できなくもない。一方でここまで徹底的にイサラの死を「割り切った」フリをしていると、本音を吐露するきっかけが果たしてあるのか?このままだとウェルキンは精神的につぶれてしまう気がする。
戦場のヴァルキュリア(@TOKYO MX:デジタル) / アニメーション制作:A-1 Pictures
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