今期終了アニメ(6月終了作品)の評価をしてみないかい?5
本エントリーはピッコロさん主催の企画に賛同し、投稿するものです。各作品のタイトルは本ブログの各作品最終回の感想にリンクしています。コメントについては、最終回感想からの抜粋となっています。全文については各エントリーをご参照ください。
アスラクライン[19点] | |
ストーリー | 4点 |
キャラクター性 | 3点 |
画 | 2点 |
演出 | 3点 |
音楽 | 4点 |
総合的な評価 | 3点 |
コメント (抜粋) |
序盤に世界観の説明が断片的だったこともあり、最初は少し入り込みづらい展開だった。それが大きく変わったのは5話で朱浬[ CV:田中理恵 ]の過去がクローズアップされ始めたあたりから。引き続き多くの謎が残ったままだったけれど、智春にも分からない部分だったこともあり、このあたりから智春の感覚とストーリーがリンク。ここから最終話までは一気に深く盛り上がった。知らないが故のもどかしさ、それでも戦いを選ぶ智春。そんな智春の想いが伝わってくる内容だった。 |
クイーンズブレイド[11点] | |
ストーリー | 2点 |
キャラクター性 | 1点 |
画 | 3点 |
演出 | 2点 |
音楽 | 2点 |
総合的な評価 | 1点 |
コメント (抜粋) |
映像面のこだわりは認めるところだけれど、とにかくストーリーに関してはもうビックリするくらいにスッカラカン。毎回どんな種類のおっぱいが出てくるのかな~?という期待を持ってみるならそれで良いんだろうけど、この作品にこれ以上の物を求めてはいけないと思う。キャラクターもたくさん出ては来るんだけど明らかにストーリーは後付け。そこにそれなりの面白さがあればまだ救いようもあるんだけど、とにかく最初から最後まで退屈。次回が楽しみになることもなく、特に見るべき点は無い。 |
けいおん![24点] | |
ストーリー | 3点 |
キャラクター性 | 4点 |
画 | 4点 |
演出 | 4点 |
音楽 | 5点 |
総合的な評価 | 4点 |
コメント (抜粋) |
とにかくほとんどの登場人物が最後は笑って楽しく音楽に向き合う姿が印象的だったし、心穏やかにしてくれた。ギターに出会った唯[ CV:豊崎愛生 ]を始め、軽音部での楽しさを知った梓[ CV:竹達彩奈 ]もそう。澪[ CV:日笠陽子 ]や律[ CV:佐藤聡美 ]や紬[ CV:寿美菜子 ]、そしてさわ子先生[ CV:真田アサ美 ]や憂[ CV:米澤円 ]まで。最初から最後までとにかく平和だった。 |
神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS[21点] | |
ストーリー | 4点 |
キャラクター性 | 4点 |
画 | 3点 |
演出 | 3点 |
音楽 | 4点 |
総合的な評価 | 3点 |
コメント (抜粋) |
フォロンのモノローグにも助けられ、フォロンの心情の移り変わりは非常に分かりやすかった。そしてフォロンとコーティを見守る第三者として叱咤激励したくなる。それだけ感情移入度を高くして見ることができたと思う。最初の完全拒否モードから徐々に心を開いていくフォロン。精霊を道具として使うことに抵抗し、全ての人の平穏無事を願う。理想の追求のために自分の信念を深く追求し、本当に必要な物が何かを突き詰めていくフォロンの姿は、段々と頼もしく見えるようになっていった。 |
戦国BASARA[17点] | |
ストーリー | 2点 |
キャラクター性 | 3点 |
画 | 4点 |
演出 | 3点 |
音楽 | 3点 |
総合的な評価 | 2点 |
コメント (抜粋) |
戦国武将の面々をイケメンとしてデザインし、奇抜な甲冑を着せ、およそ時代には似つかわしくない武器を持たせる。これだけでもかなり動かし憎い絵だと思うんだけど、これが派手に大暴れ。引いた絵の時にはCGをうまーく使いつつ、メインの武将の表情や仕草、戦いのワイルドさに関しては戦国時代という縛りを自ら捨てることで、とにかく覇気にあふれていた。なかなかここまでのレベルで最後まで動かしきれるテレビシリーズは多くない。さすがはProduction I.G。 |
夏のあらし![22点] | |
ストーリー | 4点 |
キャラクター性 | 4点 |
画 | 3点 |
演出 | 4点 |
音楽 | 3点 |
総合的な評価 | 4点 |
コメント (抜粋) |
新房監督とSHAFTの組み合わせ、俺にとってはグッとハマる作品と、ちりばめられたネタを追わないといけないという強迫観念にかられて上手く楽しめない作品のどっちかに別れる事が多い。後者は決してつまらないはずじゃないんだけど、どうしてもその観念から脱せずにストーリーに入り込めない。で、この「夏のあらし!」については間違えなく前者だった。なによりお馴染みのちりばめられたネタについてはかなり抑え気味にしてあったし、しっかりとした原作のストーリーがあるから、物語の方向性がブレなかった。「まりほり」で食傷気味だった俺としては、これはクリーンヒットだ。 |
初恋限定。[22点] | |
ストーリー | 4点 |
キャラクター性 | 4点 |
画 | 4点 |
演出 | 3点 |
音楽 | 3点 |
総合的な評価 | 4点 |
コメント (抜粋) |
アニメにする位だからみんなハッピーエンドでしょ?と思いきや、この作品で描く初恋は実に物語として見所の多い物だった。大人の恋愛ドラマになると「駆け引き」とか「泥沼の関係」とか陰湿な恋愛にストーリーが向いてしまうことが多いけど、この作品は中学生と高校生、それもかなり初々しさと素直な感情を持ち合わせた人物による恋愛が中心。精神論でもなければご都合主義でもなく、初恋をとおして自分を見つめ直し、悩み葛藤し、それでも前に進んでいく清々しい気分にさせてくれるストーリーだった。 |
東のエデン[24点] | |
ストーリー | 5点 |
キャラクター性 | 3点 |
画 | 4点 |
演出 | 4点 |
音楽 | 3点 |
総合的な評価 | 5点 |
コメント (抜粋) |
未だに分からないことは山積み。そもそも何故1話で。朗[ CV:木村良平 ]は全裸でホワイトハウスの前にいたのか?ニートはドバイに送ったはずで、あの状況で朗がアメリカにいる理由が全く分からない。そして何よりセレソン、サポーター、そしてMr.アウトサイド。セレソンに至っては結局半分もストーリーには登場せず。サポーターが誰なのかも分からない。唯一、Mr.アウトサイドだけはあのタクシー運転手が怪しい気はするが、それも敢えて思わせぶりにしているだけかも知れない。「1話に全ての謎が」のふれこみだったはずだけど、肝心の1話にあった謎が全く解明されないこのもどかしさ。 |
リストランテ・パラディーゾ[20点] | |
ストーリー | 3点 |
キャラクター性 | 4点 |
画 | 3点 |
演出 | 4点 |
音楽 | 3点 |
総合的な評価 | 3点 |
コメント (抜粋) |
1話から11話まで、全てのストーリーに通じて言えるのがこの雰囲気。アニメの場合、目に見える映像を伝えるのは簡単だけど、場の空気とか作品全体の雰囲気を伝えるのって意外と得意じゃない。絵が止まっていると実写とは違って明らかに違和感を感じてしまうわけだし、音楽の使い方とセリフの使い方も実写とは大きく違う。この作品はそういった要素全てを上手く利用し、カゼッタ・デッロルソのお店に漂う大人な空気、そしてニコレッタ[ CV:折笠富美子 ]の持つ若さのエネルギー。そんな雰囲気を丁寧に作り上げていた。 |
黒神 The Animation[18点] | |
ストーリー | 3点 |
キャラクター性 | 3点 |
画 | 3点 |
演出 | 3点 |
音楽 | 3点 |
総合的な評価 | 3点 |
コメント (抜粋) |
最初は黎真が悪者だった。次は蔵木[ CV:日野聡 ]が敵として立ちはだかった。黎真が再び立ちはだかる。そして最後は真神。1つの敵を乗り越えたはずが、次々と敵が登場する。しかもそれらは慶太やクロと深い関係のある人たち。黎真については明らかに何か別の思惑があるな、という雰囲気があっただけに最後の真神との戦い、そしてクロの母親の死の真実については驚きは低かった。それならばいっそ黎真の過去の行動を全部見せてしまって、それをクロに説明できずに苦しむ黎真、という展開でも良かった気はする。原作があるだけにそのあたりはさすがに自由にはできないだろうけど。そもそもこれも全部見た上での結果論でしかないけど。 |
甲殻のレギオス[15点] | |
ストーリー | 2点 |
キャラクター性 | 3点 |
画 | 3点 |
演出 | 2点 |
音楽 | 3点 |
総合的な評価 | 2点 |
コメント (抜粋) |
さすがにこの2クールでは原作を消化できていなさそうな部分も。まず汚染獣は「外の世界から来た」という事らしいが、最後の最後でいきなりポロッとネタばらしはないだろうと。そもそもニーナの体の中にいたツェルニはどうやって出てきた?EDのイラストではランチボックスを持ってる姿がちょっとだけ登場していたけど、さすがに説明不足じゃないの?あとニーナは結局レイフォンをどう思ってるの?フェリ[ CV:中原麻衣 ]やリーリン[ CV:高橋美佳子 ]とはどうなる?挙げればキリがないほど多くの風呂敷をたたまないまま終わってしまった感は否めない。 |
宇宙をかける少女[19点] | |
ストーリー | 3点 |
キャラクター性 | 4点 |
画 | 3点 |
演出 | 3点 |
音楽 | 3点 |
総合的な評価 | 3点 |
コメント (抜粋) |
「ハイパーストラクチャーSF美少女アクション」と銘打たれたこの作品。前半の「ハイパーストラクチャー」の部分は、ブレインコロニーのことでしょう。舞-HiMEシリーズの印象だと、小原監督作品は単純な美少女アクションに加えて、プラスアルファの要素の使い方が上手い。今回はブレインコロニーがそれで、奇抜なネタアニメか?と思わせながらも、ストーリーを追う毎にその存在が大きくなっていく。軽い気持ちで見ていたのに知らず知らずのうちにストーリーの核に取り込まれていく。2クール26話の尺があるからこその見せ方だった。 |
タユタマ -Kiss on my Deity-[21点] | |
ストーリー | 4点 |
キャラクター性 | 4点 |
画 | 3点 |
演出 | 4点 |
音楽 | 3点 |
総合的な評価 | 3点 |
コメント (抜粋) |
タユタマが面白かった最大の理由はアメリ[ CV:下田麻美 ]というキャラクターの存在だろう。主人公に恋心を抱く幼なじみの女の子、という設定から明らかにヒロイン候補でもあり、ゲームならアメリシナリオが存在するだけの「格」がある。言い方は良くないが、それだけの資質を持っているアメリを惜しげもなくましろ[ CV:力丸乃りこ ]と裕理[ CV:日野聡 ]の恋愛を盛り上げるための要素として使った。アメリの裕理への想いはどうなってしまうのか?アメリの気持ちを知った裕理はどんな選択をするのか?気持ちを素直に伝えられないが故のアメリの暴走、改めてましろへの気持ちを再確認した裕理。この3人の心の動き、そして伝わってくる不安と期待。実に見事な組み立て方だったと思う。 |
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