東京マグニチュード8.0(第10話)
未来[ CV:花村怜美 ]が現実を見つめるときが来た。今まで見えていたはずの悠貴[ CV:小林由美子 ]の姿が時折消える。何かを言い出そうとする悠貴。現実に引き戻される未来。
このストーリー、兄や弟、姉や妹の居る人には感じる物がちょっと違うかも。いくら家族と言っても特にこの歳だと仲なんて良いわけがない。基本は鬱陶しいだけだし、面と向かって「ありがと!」なんて言うことはあるわけがない。じゃあその存在が突然いなくなってしまったら?俺も弟がいるけど、はっきり言ってそんなこと未来と同じ歳で考えたことなんて無かった。
逆に今の年齢になったからこそ分かるのかもしれない。おそらくこの状況で襲ってくるのは猛烈な後悔と自責の念だけだと言うことが。それでもこの災害を乗り越えて、未来が近い将来にどんな生活を送るようになるのか。そのとき悠貴の存在が未来にとってどういう意味を持つのか?少し未来の様子、それも未来が精一杯生きている様子で最後を締めてくれるとこの重苦しい空気も少し晴れると思うんだけど。
東京マグニチュード8.0(@フジテレビ:デジタル) / アニメーション制作:BONSE/キネマシトラス
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