聖剣の刀鍛冶（ブラックスミス）（第1話）

ライトノベル原作。原作未読。戦う女の子が主人公の中世風な世界を舞台にしたファンタジー、と言えば良いかな？こういう分かりやすいアニメ的な舞台設定は大好きです。

「剣」と「刀」ってあまりアニメを見るときに差を意識したことはないけど、タイトルに「刀鍛冶」と入っているだけあって、そこのところはこの作品のこだわりの1つみたい。1話ということでもう少し説明的な内容が多くなるか？と思っていたんだけど、予想以上にセシリー[ CV:藤村歩 ]のキャラのインパクトが強くて、良い感じに持っていかれた。

オフィシャルサイトのあらすじを見ていると、どうもこの先はラブコメ路線ではなく完全にシリアス＆ストーリー重視の方向に舵を切る模様。監督の日高氏、最近では「ラインバレル」でその辺のミックスした路線を試みて、少々曖昧な味付けになってしまった印象もある。ここは1つ原作のストーリーの部分、キャラクターの生き様の部分にフォーカスしたキャラクターの絵柄や雰囲気に似つかないほどのずっしりとしたストーリーを見たいです。

キャラクターはどちらかといえばアニメ的、キャラ重視で十分いけそうなクオリティ。それでいて戦うときのセシリーの目力は大したものんだ。画質はどう見てもアプコンだけど、作画のクオリティも高いし書き込みも細かいので、輪郭の甘さは意外と気にならない。

聖剣の刀鍛冶（@TOKYO MX：デジタル） / アニメーション制作：マングローブ