生徒会の一存(第1話)
1話のほとんどが生徒会室で終わるという、今まで見たことのない特殊なスタートとなった。それが面白いのか?と聞かれると、演出やカメラワーク含めて「これは面白い!」というワクワク感を感じることは無かったというのが正直なところか。
というのも内容自体はアニヲタを中心としたヲタ層の笑いを誘う、半分自虐ネタを入れたよくあるウケ狙いの内容。キャラクターの名前やデザインもなかなか珍しいくらいにアニメ的。ストーリーや心情描写の深さではなく、ノリの良さと良い意味での軽さを武器にしているという印象。俺としてはそういう方向性を否定するつもりはないので、この作品は十分にアリだと思う。
とは言ってもやはり前述のとおり、ストーリーにも会話の内容にも絵的にも動きが極めて少ないのは事実。途中で深夏[ CV:富樫美鈴 ]や知弦[ CV:斎藤佑圭 ]に特殊な衣装を着せたりしてみたけど、さすがに1話からこれではグッと引き寄せられる物が無いよね。
ビジュアル面で言えば、BS日テレで見たんだけどアプコン特有の文字のボケと発色の甘さ、輪郭のにじみなど、放送としての映像クオリティはBSデジタルで放送する意味を問いたくなるほど低い。作画レベルはこの手の絵柄としては普通でしょうか。俺はあまり好きな絵柄じゃないので、評価が難しい。それにしてもNewtype系のオフィシャルサイトはなんでこんなにも繋がらないんだ。
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