聖痕のクェイサー:新番組(第1話)
チャンピオンREDに連載中の漫画原作。読んだことはない。正直なところ、この作品をなぜこのような演出でアニメ化してしまったのか、疑問を感じるのは確か。
オフィシャルサイトの用語集で解説されているように、作中で「ソーマ」と言われていた謎のエネルギーは漢字で「聖乳」と書く。そしてクェイサーがそれを吸うと元素を操る力を得るとのこと。つまり1話ではサーシャ[ CV:三瓶由布子 ]がテレサ[ CV:茅原実里 ]のおっぱい吸って戦ったってことなんですが・・。
あの超絶的なトリミングと背景+セリフのみの演出で、これが伝わってきます?はっきり言って俺は何が起こってるのか全く分からなかった。AT-Xでもレーティング無しの全く同じ物を放送するらしく、この作品のストーリーを完全に理解するには、オンラインで配信されるディレクターズカット版を見るか、パッケージを買うしか無いらしい。それもディレクターズカット版は今後も配信され続ける保証無し。パッケージを売らないと成り立たないのは分かるんだけど、このやり方はあまり賛同者を得られない気がする。
前置きが長くなったけれどストーリーはどうか。まふゆ[ CV:藤村歩 ]と燈[ CV:豊崎愛生 ]が置かれている境遇、そしてこの世界で起こり始めた事件。クェイサーの存在自体もまだよく分からないし、この事件にまふゆと燈がどう関わっていくのかも分からない。なにやら大変な事が始まってしまったところまで。一通りの登場人物は姿を見せたようなので、2話からは少し世界観の説明が入るかな。ともかく1話だけではまだまだ内容は分からないことだらけ。
アニメーション制作はフッズエンタテインメントという馴染みのないプロダクション。GONZOから独立した永井氏が率いるプロダクションと言うことで、なるほどOPのロゴの入れとか随所で鉄のラインバレルによく似ている。HD制作ながらOPのテロップはアップコンバートによってボケボケ感が強調されていたり、トリミングシーン以外でも輪郭のシャープネスがイマイチなカットがあったりと、少々微妙な映像クオリティ。(アニメの制作フォーマットについてはここが参考になります。)
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