ソ・ラ・ノ・ヲ・ト:新番組(第1話)

テレ東とアニプレックスによる共同プロジェクト「アニメノチカラ」第一弾。気鋭のクリエイターたちがオリジナル作品を手がけるということで、本数が少ない今期の中でもとにかく注目している作品。
ラノベやコミック、ゲームを原作に持たないということ、そしてアニメノチカラの銘打たれたコンセプトからも、アニメならではの作品作りをとにもかくにも期待してしまう。そして名を連ねる神戸守監督や脚本の吉野弘幸氏の名前を見れば、その期待のレベルも相当に高いところまで上がってしまうのも無理はない。
そして注目の1話。ストーリーは何とも抽象的といった印象で、いったいこの作品の世界では何が起こっていて、そしてカナタ[ CV:金元寿子 ]がどんな境遇に置かれているのかは断片的にしか理解できなかった。ここはオフィシャルサイトのあらすじなどでの補完が必要かも。おそらく徐々に見えてくると思われる世界観と登場人物たち。その課程も楽しみに見ていきたい。
映像的な美しさという意味では、既に1話から驚異的な領域。背景の完成度はスペインでロケハンを敢行したというだけのことはあり、劇場アニメかと思うくらいのレベル。映像も地デジアニメとは思えないくらいノイズ感が無い。色の階調変化処理が特に凄くて、縞々模様のノイズ(マッハバンド)もほぼ出ないという驚くべきエンコードクオリティ。
ちなみに1点疑問なのは、なぜ編集がソニーPCLではなくてキューテック?確かにキューテックの方がA-1 Picturesからは近いけども、駅で言えばたったの1駅な上に、3社ともほぼ青梅街道沿いでしょ?
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