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化物語(第14話:つばさキャット 其ノ肆)

待ちました。まさか13話から3ヶ月も待たされるとは思いませんでした。正直、これまでの内容を忘れかけてたけれど、14話を見ればすぐに思い出す。やはりこの作品のパワーは凄い。

失踪した忍と[ CV:神谷浩史 ]の関係は、おそらく原作を読んでいる人であればさらに深く心に響く物があるんだと思う。俺は原作を読んでいないので、忍がなぜ暦の前から姿を消したのかは未だによく分からない。それでも[ CV:堀江由衣 ]がブラック羽川になった理由が、暦ではないか?14話の途中から、そう思うようになってきた。ちょうどブラック羽川が怪と暦の関係を指摘し始めたあたりから。

この作品の中心はやはり暦とその時々のヒロインとの掛け合いであり、生きた言葉だ。そして今回、忍を捜してブラック羽川と街をさまようんだけれど、そこにはこの二人以外、誰も登場しない。この異様な空間、この表現はアニメーションという映像メディアならではだと思うし、おそらく小説の面白さを含んで、かなり秀逸な出来になっていたんじゃないだろうか。事実、この特異すぎるシチュエーションになんら違和感を感じず、気がつくと作品の世界へのめり込んでいるのは今までと全く同じ。

そして、やはりキャラクターの魅力という意味で撫子[ CV:花澤香菜 ]の妙にセクシーな表情やひたぎ[ CV:斎藤千和 ]のツンデレサービスに触れないわけにはいかない。たぶん、ひたぎは翼が暦の事を好きだって分かってたんだろうな。だから「必ず(自分の元に)帰ってきて」と念を押した訳で。たぶん暦はそこまで理解してなかっただろうけどね。

さて、気がつけば次回で本当の最終話。翼の気持ちを知ってしまった以上、暦が無視できるとは思えないし、でも「じゃあ忍を捜そう・・」となれば、翼を振ったことになる。そもそも忍が失踪した理由が暦にはまだ理解できてないし・・。14話の配信が「3月16日まで」と告知されているので、おそらく次回は3月17日頃の配信と思われます。楽しみだ。

化物語(@ネット配信) / アニメーション制作:SHAFT

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