ちゅーぶら!!(最終話:第12話)
▼最終話
新幹線で旅立つ奈由[ CV:茅原実里 ]を、ホームから見送る弥子[ CV:寿美菜子 ]、遙[ CV:矢作紗友里 ]、そして小町[ CV:佐藤雄大 ]。お約束のお別れシーンではあるものの、最後は奈由を快く送り出せてあげて良かった。奈由が去った後も、同好会のメンバーが活動を続けていた事こそが、奈由との友情の証。結果として奈由は再び戻ってくることが出来て、ベタな展開にはなったけれども、遙の意地っ張りだけどストレートな性格とか、弥子の男前で頼りがいのあるところとか、各キャラクターの魅力が存分に発揮された最終話だった。まさか環[ CV:大原さやか ]のアパートがストーリーと全く関係なく燃やされるとは思わなかったけれど(笑)。
▼テーマは下着
1話を見て俺が感じた内容と方向性が、ほぼ最終話まで継続したかな。R15で下着をテーマにしていながらも、ストーリーはちゃんと骨のある内容だった。登場人物もパンツを見せるためだけのキャラではなくて、中学生という多感で微妙な年齢を反映して、それぞれに大人っぽい一面もあれば子供っぽい所もあったり。喜怒哀楽という言葉がまさにピッタリじゃないだろうか。大きなお友達(特に男)が見るには少々気恥ずかしい内容ではあったけれど、作品として描こうとしてた物は決して否定されることはないと思う。それでも中学生の男子にとっては、下着=エロという構図は否定しようがないな(笑)。
▼親友3人
ちゅーぶら!!は間違えなく奈由が主人公。そこに弥子と遙を加えた3人がストーリーの中心。特に遙に関しては、最初は下着のことを開けっぴろげに話してくる奈由に、少々違和感を感じていたみたい。そんな3人が段々と打ち解けて、そして親友と呼べる関係にまでなっていく。弥子はちょっと特殊な性格だし、サバサバしてるから奈由の包み隠さない性格とはすぐに打ち解けた。遙はどちらかと言えばリアルに普通な中学生っぽいかな?それだけに少々時間がかかった。1クールという短い作品だけに、それ以上の掘り下げはあまり無く、清乃[ CV:日笠陽子 ]や小町については消化不良な感も残るけれど、ストーリーが発散するよりは、この内容の方が良かったんじゃないかな。
▼下着デザインにはこだわります
なにせスタッフロールに「ランジェリーデザイン」なる項目があるくらい。とにかく下着のデザインにはこだわりまくりなのが俺にも分かる。みんな毎回違う下着なのはもちろんだし、デザイン的なポイントを奈由が解説してくれたり、機能面での解説を入れてくれたり、こだわりがハンパないのはよく分かった。スーパー額縁のSD画質で鑑賞したため、ブロックノイズが結構派手に出るくらいに細かい書き込み。どんな作品においても、画作りへのこだわりは大事です。
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