戦う司書(24話)
「楽園」と呼ばれていたバントーラの館長、ルルタ[ CV:櫻井孝宏 ]が遂に姿を現す。そして眠らされる世界。残されたのはハミュッツ[ CV:朴ロ美 ]とマットアラスト[ CV:大川透 ]、そしてエンリケ[ CV:野島裕史 ]。
ますます混迷を極めるこの作品のストーリーが、さらに分からなくなってきた。目の前で起こっていることは分かるんだけれど、結局バントーラと呼ばれる存在がなんだったのか。ミンス[ CV:三宅健太 ]が見たというハミュッツの魂の色の奥深くにあった「愛」の感情。それはルルタへ向けられた物だったのか、それとも叶わぬ夢である「つまらない死に方」への思いなのか。
メッセージ性とかを通り越して、既に俺の頭では理解不能な世界観が構築されつつあるこの作品。もしこのまま世界が終焉を迎えるとしたら、それはいったい誰が望んだ世界だったんだろうか。この作品の登場人物は、はっきりいってみんな悲惨な最期を向かえているし、誰一人として報われたと言える人物がいない。大量の悲壮感だけを詰め込んで、果たして最後は何を見せてくれるのか。楽しみ半分、不安半分と言ったところか。
戦う司書(@BS11) / アニメーション制作:david production
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