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君に届け(最終話:第25話)

▼最終話
うわ~ここで終わりか・・。爽子[ CV:能登麻美子 ]風早[ CV:浪川大輔 ]が過ごした年越しの夜。しんしんと降り続く雪が時間が経つのを忘れさせる。果たしてどのくらいの時間だったのか?二人が交わした言葉はそれほど多くなかったけれど、もう爽子の気持ちは揺るがない。爽子と別れた風早、何か言うのか?どうするんだ?結局風早はそのままか。原作連載が続いているようなので、オリジナルのエンディングは付けなかったということだろう。これは第2期の製作を是非ともお願いしたい。

▼揺れ動く二人の心
爽子という人間、そして風早という人間。この二人の「心」が「君に届け」という作品の最大の見所。ピュア過ぎる爽子の心が、風早という人間に出会い、大きく変わっていく。常にネガティブな思考に突き進む爽子に、もっと自分の気持ちに素直になって!と応援する。一方で自分に自信が持てない爽子の気持ち、劣等感や孤独感という気持ちも痛いほどよく分かる。爽子と風早が出会った瞬間、爽子が言うにはその瞬間にもう恋愛感情があった。爽子の心が本当に動いた瞬間、それを爽子が自覚するまでの様々な人との出会いと触れ合い。自分の気持ちに素直でまっすぐな爽子と風早。だからこそ微妙にすれ違う二人がもどかしかったり。この微妙な心の描写が絶妙。そしてようやく爽子が恋愛の切なさや高まる想いと向き合うところで最終話。当然続きが気になるわけで。

▼男女問わず楽しめる
原作が少女マンガだし、絵柄も含めて基本は女の子向け?というイメージで見始めたんだけれど、実際はまったくそんな事は無かった。爽子の気持ちに感情移入してもよし、風早の視点から爽子の気持ちを探って一喜一憂するのもよし。さらに、爽子の恋を応援したい!見届けたい!という気持ちで見ることができるのが、この作品の面白さだと思う。それだけ爽子という登場人物の人間性に魅力があるって事なんだろうな。そしてそんな爽子の周りに集まったあやね[ CV:沢城みゆき ]千鶴[ CV:三瓶由布子 ][ CV:中村悠一 ]。みんな友達思いの良いヤツばっかり。青春群像と一言で片付けることは簡単だけれど、こんな関係って良いよな~と思えるのは間違えない。

▼作品の雰囲気を伝える絵
アニメーション制作はProduction I.G。流石に名高いプロダクションなだけはある。爽子の表情が変わる瞬間、心が変わる瞬間。演出意図を的確に表現するような、時間の流れが一瞬止まったかのように感じる瞬間。これは原画をしっかりと描き上げる力が無いと、なかなかそこまでの変化を感じる事が出来ない。中でも凄いと思ったのは、化粧をした後の爽子。マジですげー可愛くなってたからビックリ。アニメーションとしての完成度も極めて高かった。

君に届け(@日本テレビ:デジタル) / アニメーション制作:Production I.G

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