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RAINBOW 二舎六房の七人(第4話)

遂にアンチャン[ CV:小山力也 ]石原[ CV:石井康嗣 ]に怒りの一撃!いや~スカッとしたな。そこですかさず集団リンチとなってもおかしくないところ、一発で終わりにするアンチャンも凄いし、そんなアンチャンを信頼しているからこそ、他の誰も石原に殴りかからなかったんだろう。

今回、特に重いと感じたのはアンチャンの過去だ。「父親殺し」というレッテルは、あくまで結果論。それでもアンチャンは自分を責め続けているわけで、逆に言えば父親への罪滅ぼしの気持ちこそがアンチャンの生きる理由になっているみたい。時代の背景もあって、全ての人が決してポジティブな理由で明るい未来を夢見て生きていた訳じゃない。そんな作品全体のテーマを強く感じる。

バレモト[ CV:藤原啓治 ]の今回の行動もそうだけれど、極限の生きるか死ぬかという状況に置かれたからこそ、人の感情はよりリアルにえぐり出される。ともすればEDのコーナーで原作者の一人、柿崎氏が語っていたような「クサイ話」とも見えるんだけれど、俺も「それこそが人の本質だ」という彼の意見には賛成です。それを描ききれるだけの内容が十分に今回もあったと思う。

そして一見すると安息の時間が訪れたように感じられつつ、あの医者の表情は明らかにそう簡単にアンチャンが出所を向かえることはない事を暗示しているようでならない。

RAINBOW 二舎六房の七人(@日テレ) / アニメーション制作:マッドハウス

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