Angel Beats!(第10話)
これでガルデモのボーカルは岩沢[ CV:沢城みゆき ]に次いで二人目か。SSSのアホ担当、ムードメーカーという言葉がこれほど似合うキャラも珍しかったユイ[ CV:喜多村英梨 ]が消えてしまった。最も大きな理由は、やっぱり日向[ CV:木村良平 ]のプロポーズなんだろうな・・。日向とユイ、まったくそんな気があるようには見えなかったのに。
恩着せがましくユイを「消す」ことに邁進している音無[ CV:神谷浩史 ]の行動には、ちょっと嫌悪感もあった。なんでこの世界が続くことがダメなのか?天使[ CV:花澤香菜 ]という存在は、今や味方になった。ならばこのまま予定調和の中で、仲間と生きていく日々は決して悪くないんじゃないかってね。
たぶん、そこがこの作品の大きなテーマ。泣きに繋がる部分でもある。新しい何かに向けて、現状を打ち破って踏み出さないといけない。そこには必ず別れがある。一人で全てを振り切って走り出さなければならない。だけどその先には、きっと天使が望んでいる新しい世界が待っているはず。EDのユイの笑顔を見たら、もうそれだけで泣けてくるでしょ・・。普段から明るいユイが見せた、ホントのホントの笑顔。それはかなわない未来の姿だと分かっていても、ユイが旅立った先にはその笑顔で溢れる世界があると信じたい。
少々しんみりしましたが、おそらくこの10話は「笑い」要素でも過去最高です。天使が可愛すぎます。せっかく音無から細かく指示を受けてたのに、全て省略した上で「お前のギターのせいでバンドが死んでいる」と、そう来たか(笑)。その流れだとユイからギターをかっさらう理由の説明に全くなってないのに、そこは忠実に音無の指示を実行するところがまた可愛い。一連のくだり、何回もリピート再生してしまいました。m
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