劇場版『宇宙ショーへようこそ』 冒頭ノーカットSP
舛成孝二氏の初監督作品、「宇宙ショーへようこそ」。公開がいよいよ6月26日の土曜日に迫り、TOKYO MXで放送された「冒頭ノーカット放送SP」を見てみた。元々この作品については劇場に足を運ぶ予定にしているので、どんなもんかな~と。
冒頭からとにもかくにも日本的な田舎の風景に圧倒される。この時間の経過が遅く感じてもおかしくない純和風の光景のどこに宇宙が絡んでくるんだ?と思うくらいに和風。劇場版ならではだと思うけれど、背景の細かすぎる描写にビックリだ。これは劇場でじっくり見たいな。
主人公5人を演じるキャストは、おそらく画面の中の主人公たちと同じくらいの年齢の子供たちだと思う。演技の深さとかアニメっぽさじゃなくて、この作品のテーマともなるであろう友情を力一杯思いっきり演じてくれていることを期待したい。まだつたない感じは残っているけれど、この作品の雰囲気にはピッタリでしょう。
あとはこの作品がターゲットとする年齢層はどこなのか?という事に尽きるかな。おそらくあまり大きなお友達に向けては作っていない気がする。むしろ夏休みを前に親子連れとかが見て欲しい内容に仕上がっていそうな予感はする。それでも、この冒頭20分ちょいを見た限りでは、無邪気に大人が楽しんでも良いじゃない?子供の頃、こんな事があれば良いな~と思っていた空想が現実になるような、そんな感覚でね。
劇場公開前にテレビで冒頭を放送することが出来るようになったのも、おそらく制作環境がデジタルに移行して劇場フォーマットとテレビ放送フォーマットに大きな差が無くなったからだろう。プロモーション手段としては悪くないと思う。
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