ジャイアントキリング(第19話)
大阪ガンナーズを迎えての大一番。さぁいよいよキックオフ!というところで19話は終了。試合は始まらなかったけれど、今回の試合に至るまでのチームの雰囲気。この緊張感と試合が始まるという高揚感。ETU視点はもちろんなんだけど、ガンナーズのチーム状態の良さ。軽い悪口を冗談で言い合えるような雰囲気があるってことは、相当にチームとしてのまとまりがあって、なるほど連勝しているチームならではの余裕を感じられる。
そしてもう1つはスタジアムの雰囲気だ。俺はそんなにJリーグの試合を見に行く訳じゃなくて、行っても年に1回とかで基本はスカパー観戦。そんな俺がスタジアムに行ったとき、まず第一に感動するのがお互いのチームのサポーターの応援。そしてスタジアムが一体になっているあの雰囲気。選手紹介から始まって、スタジアムに姿を現すイレブン。試合が始まるまでのあの独特の時間を疑似体験させてくれるような演出。アニメならではのこの空間の作り方は、制作陣にJリーグが相当に好きな人が入っているか、綿密に取材したことを伺わせる。
それにしても大阪ガンナーズ。選手や監督はさておき、チームのスタイルを含めて完全にガンバ大阪。こうなると、ガンバ大阪サポーター(通称『脚サポ』)には少々複雑な心境か?作品としてはETUを応援したいんだけど、ガンナーズがあっさり負けるような展開は面白くない。ともあれ、ETUの2トップ作戦がどう機能するか。この作品的にはいよいよ最大の見せ場だ。
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