« オオカミさんと七人の仲間たち(第7話) | トップページ | 屍鬼(第7話) »

裏切りは僕の名前を知っている(第19話)

黒刀[ CV:神谷浩史 ]夕月[ CV:保志総一郎 ]に語った千紫朗[ CV:日野聡 ]との出会い。そして失った"家族"。奇しくもその黒刀の前に、再びその元凶であるカデンツァ[ CV:黒田崇矢 ]

黒刀の過去のエピソードが続く間、常に考えていた。何故、黒刀は自分の過去を夕月に打ち明けたんだろうか? 夕月に同情して欲しかったとか、哀れんで欲しかったとか、そんな理由ではないことは明白だった。かつてカデンツァを前にその仇を討てないばかりか、伽藍[ CV:塚田正昭 ]を救うことが出来ない自分に怒りを覚えていた黒刀。今、黒刀の中ではその怒りが静かに燃えている。黒刀にとっては、今から自分との戦いが始まるということの戒めだったのかもしれない。

その黒刀の話を聞いた夕月の言葉。「黒刀と将棋を指すのは楽しい―」、この言葉は黒刀にとって予想したとおりの反応だったんだろうか?黒刀が回顧した伽藍の言葉と優しさ。そしてその優しさに裏打ちされた絶対的な心の強さと信念。柔らかい夕月の表情と言葉の中に、黒刀は何か感じる物があったはずだ。

裏切りは僕の名前を知っている(@TOKYO MX) / アニメーション制作:J.C.STAFF

|

« オオカミさんと七人の仲間たち(第7話) | トップページ | 屍鬼(第7話) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 裏切りは僕の名前を知っている(第19話):

« オオカミさんと七人の仲間たち(第7話) | トップページ | 屍鬼(第7話) »