本エントリーはピッコロさん主催の企画に賛同し、2010年6月に最終回を向かえた作品の評点を投稿するものです。各作品のタイトルは本ブログの各作品最終回の感想にリンクしています。コメントは当該エントリーからの抜粋となります。個人的には『AngelBeats!』ダントツ!。ライブも最高でした!!
化物語[30点] |
ストーリー |
5点 |
キャラクター性 |
5点 |
画 |
5点 |
演出 |
5点 |
音楽 |
5点 |
総合的な評価 |
5点 |
コメント |
こうして終わって改めて思うところは、やっぱりこの作品が持っている力、とりわけ「言葉」の力の凄さ。膨大な量のセリフに込められた意味や思い。多くを語っているはずなのに核心からは敢えて遠ざかっているかのような、謎解きをさせるような言葉。特に翼キャットの場合は、いろいろな意味に取れる、いろいろな解釈が出来る言葉が多かったように思う。これは改めて原作を読んでみろ、ということなのかもしれない。(全文はこちら。) |
聖痕のクェイサー[18点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
3点 |
画 |
3点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
3点 |
コメント |
真のおっぱいアニメであるが故、どうしてもキャラクターとかストーリーの影が薄くなるんだよね。次から次へといろいろな女の子のキャラが敵味方を問わず出てくるし、戦闘で無駄に引っ張る事もないし、テンポが良くてとっても入りやすい世界観だと思う。その一方で「サルイスーの生神女」を筆頭に、真実が分からないが故の面白さもあって、バランスは凄く良かったんだよね。サーシャの露骨なツンデレ性格も、そんな作風にちょっとスパイスを効かせる良いアクセント。作品としてのまとまりという意味では、間違えなく合格点。しかし、ここぞという面白さをストーリーに見いだせなかったというのが、俺の最終的な結論。(全文はこちら。) |
B型H系[20点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
3点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
4点 |
総合的な評価 |
3点 |
コメント |
あまり深く考えず、お笑い芸人の下ネタ的な感覚で楽しんだ。そしてそれがこの作品にいちばんあってると思う。そもそもキャラデザとか絵の描き方からしてそれほど「エロ!」という雰囲気を出そうとしているようには見えないし、山田の性格と言動には竹下と一緒になって突っ込みを入れたくなる。そして俺の中で極めつけは宮野だな。宮野がいちばんラブコメっぽいキャラだったか?山田以上に突っ込みどころ満載だったな~。もう少し宮野が活躍(=空回り)するストーリーが見たかった。(全文はこちら。) |
Angel Beats![30点] |
ストーリー |
5点 |
キャラクター性 |
5点 |
画 |
5点 |
演出 |
5点 |
音楽 |
5点 |
総合的な評価 |
5点 |
コメント |
麻枝准氏が大切にしたのは笑いの要素だったという。なるほど、そのとおりの出来になっていたと思う。基本的にはシリアスなストーリーなんだけれど、1話の中に全てシリアスな物語を詰め込んでしまうと、流石に重くなりすぎる。そこで登場するのは、ユイに代表されるコミカルな言動でストーリーを盛り上げてくれるキャラクターだ。これが多すぎても白けてしまうわけで、Angel Beats!においてはそのバランスが絶妙だった。それがこの世界を居心地の良い場所と錯覚させる隠し味にも実はなっていたんだな~と、最終話が終わって改めて思った。(全文はこちら。) |
薄桜鬼[16点] |
ストーリー |
2点 |
キャラクター性 |
3点 |
画 |
3点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
2点 |
コメント |
やはり女性向け作品だなと思うところがあったのも事実。新撰組が薩長と戦い、そこに鬼の存在が明らかになり、千鶴の怪我の治りの早さへの疑問。物語が大きく動く瞬間、そして動く新撰組。一方で千鶴の日常。そこには物語のヒントが多く隠されていたりするんだけれど、やっぱりここに作品の色が出るんだよね。俺にとってはこの日常が少々退屈なことが多かったかな。2期は江戸から明治に移るまさに激動の時代の物語、そんな日常の風景も一変してくるのかも。(全文はこちら。) |
WORKING!![23点] |
ストーリー |
4点 |
キャラクター性 |
5点 |
画 |
3点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
4点 |
コメント |
ここのところジャンルとして定着しつつある平凡な日常をおもしろおかしく描く作品。このWORKING!!もその1つと数えて良いだろう。大事件は起こらないし、ラブコメと言いつつも基本的に登場人物たちの恋はそれほど進展せず。それなのに、見ていてとっても面白い。この面白さはやっぱり登場人物の個性に由来するものだろうな。ファミレスでのバイト経験は無いけれど、接客業ともなれば常に楽しいことばかりじゃないはず。そんな面倒な部分はさておいて、このワグナリアの光景を見ていると、この楽しい空間に俺も入ってみたいな~という気持ちにさせてくれる。(全文はこちら。) |
荒川アンダー ザ ブリッジ[19点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
2点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
3点 |
コメント |
その異様な世界観においても、やはり光り輝いていたのは星・・・ではなくてニノ。天然少女の仮面を被ってはいるけれど、ニノが常に見せる無邪気でストレートな感情は、リクにとって今までの人生で触れたことのない物だったはず。貸し借りとか損得とか、ともすれば自分の日常を振り返るとそんな言葉に振り回されてるな~と思う今日この頃。リクだけじゃなくて、ニノが心の底から見せる笑顔にはみんな癒されていたはず。途中の感想でも書いたような気がするけれど、もう途中からは完全に自分も荒川の住人になっていたな。(全文はこちら。) |
いちばんうしろの大魔王[22点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
3点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
4点 |
総合的な評価 |
4点 |
コメント |
1話の時点で、後半はシリアス展開になることは予測できていた。予測に反せず7話からガラッと雰囲気が変わった。それまで阿九斗が絢子とラブコメしてたり、ころねとエロコメしてたりした雰囲気が一変。1クールアニメの常套手段とは言え、この作品急な代わりに身には少々驚いた。どうしても先入観は最初のユルい方だからな~。もう少し楽しい雰囲気が後半にもあると良かったんだけど。(全文はこちら。) |
閃光のナイトレイド[26点] |
ストーリー |
5点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
4点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
4点 |
総合的な評価 |
5点 |
コメント |
江戸時代までさかのぼる作品は苦手なんだけれど、近代日本史・世界史の史実に基づくフィクションは、俺の中ではかなり好きなジャンル。自分の中で知識としてバックグラウンドがある物語であればあるほど、フィクションの中のリアリティが増してきて、まるで自分が時代の大きな転換点に立たされているような気分を味わえるから。この不思議な感覚こそが、非現実であるアニメとしての到達できる1つの頂点だと思う。それに加えて、魅力的なキャラクターと超能力。このSF要素とストーリーとのバランス、マッチングが絶妙。どちらかが立ちすぎると嘘くさくなって急に白けてしまうもんだけど、閃光のナイトレイドはシリーズ構成も含めて、作品としての仕立てが素晴らしかった。敢えて注文を付けるとするならば、風蘭のキャラ作りは少々やりすぎ・・。(全文はこちら。) |
迷い猫オーバーラン![21点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
5点 |
画 |
4点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
3点 |
コメント |
幼なじみのツンデレキャラ。もはやここから新しい要素を掘り起こすのは無理じゃないかと思うくらい、既にラブコメの世界ではお約束となった設定。しかしだ。敢えてお約束の王道を突き進むのも決して悪くない。迷い猫オーバーラン!では改めてそれを感じた次第。文乃+伊藤かな恵のマッチングがとにかく最高。中でもやはり3話の告白シーン。「好き!嫌い!大好き!!大嫌い!!」と夢中で言葉にしていたあのシーン。文乃の可愛さ炸裂でした。一方で主人公であるはずの巧の方は、相当に影が薄い。文乃のツンデレ対象は巧のはずなのに、何故かこの男は相当にインパクトが弱い。それもまたツボだったりするんだけどね。(全文はこちら。) |
さらい屋五葉[20点] |
ストーリー |
2点 |
キャラクター性 |
3点 |
画 |
5点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
3点 |
コメント |
同じくオノ・ナツメ氏原作の「リストランテ・パラディーゾ」を見ていたからこそ、何となく分かっていた。おそらく、この作品は最初から最後まで、落ち着いた雰囲気の中で、静かに事件が起こり、そして静かに幕が下りてくるんだろうな、なと。櫻井孝宏や浪川大輔の落ち着いた演技も、それを予見させた。確かにちょっと物足りない感があることは否めない。ここは好き嫌いが分かれそうなポイントじゃないかな。(全文はこちら。) |
四畳半神話大系[23点] |
ストーリー |
4点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
4点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
4点 |
コメント |
原作小説を読んだことはなかったので、アニメで初めてこの作品に触れた。とにかくこの不思議な世界観には圧倒されてしまった。圧倒されたというよりも、あっけにとられたと言う方が正しいかもしれない。1話を見ただけではこの感覚は味わえない。2話、3話と物語が進むにつれてドンドンと巻き込まれていく。目の前で起こっていることにあっけにとられているうちに、全ての出来事が終わりを迎えてしまう。まさに隙のない展開だ。(全文はこちら。) |
kiss×sis[20点] |
ストーリー |
4点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
4点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
4点 |
総合的な評価 |
4点 |
コメント |
確かに乳首は描いてない。描いてないんだけど、たぶんR15の制限の枠を目一杯使った内容ということは間違えないな。最後はAT-Xも日和ったのか、謎のマスコットでのトリミングが入ったけれど、前半はもうやりたい放題(笑)。ま~CSにはエロ専門チャンネルもあるわけだし、原作が双子の姉とのエロシチュエーションに悶々とする作品なわけで、原作の主張を可能な限り映像化したというだけなんだけどね。見たくない人は見なければ良いわけで、いろいろな趣向の作品があることは大いに歓迎すべき。(全文はこちら。) |
デュラララ!![29点] |
ストーリー |
5点 |
キャラクター性 |
5点 |
画 |
5点 |
演出 |
5点 |
音楽 |
4点 |
総合的な評価 |
5点 |
コメント |
俺にとってはそんなに遠い街でもないけれど、正直言ってあまり馴染みのない街。それが池袋に対する印象だった。でも何でだろ。デュラララを見始めて、そしてアニメ版が完結を迎えた今。何故か池袋という街に親しみを感じている。おそらく今まで池袋に縁が薄かった多くの人が、同じ気持ちになってるんじゃないだろうか。それだけ、この作品には舞台となっていた街という物に対する描き方が特徴的だった。ありふれた例えだけれど、この作品では池袋自身もまるで一人の登場人物のような存在として描かれていたと思う。時には気まぐれで帝人たちをもてあそぶ池袋の街。でもそこで経験した出来事は、帝人にとって「普通の出来事」だった。それはきっと、仲間や好きな女の子と共に過ごした時間と経験。その仲間に「池袋」という街が入っていたような気がする。(全文はこちら。) |
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