学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD(第9話)
もはや敵無しと思われた冴子[ CV:沢城みゆき ]と孝[ CV:諏訪部順一 ]。まさか冴子の快進撃が突然止まってしまうとは予想だにしなかった。その眼前には幼稚園児くらいの"奴ら"。これが冴子の弱点だったか―。もちろん俺も孝と同じくそう思ったんだけど・・。まさか孝の何気ない一言、「好きな人は―」。この言葉が冴子の精神をかき乱すことになるとは。
奴らを殺めることに快感を覚えつつある冴子。普通の人間なら、多少の自己嫌悪で終わる出来事なのかもしれない。冴子の場合、理想とする自分の姿が崇高すぎるが故、心の深くからわき上がってくるその感情にさいなまれる。今まではそんなありのままの冴子を受け止めてくれる男との出会いは無かったんだろうな。極限の状況とは言え、自分の全てを受け入れると言ってくれた孝の存在は、冴子にとって衝撃だったに違いない。
そしてそして。果たして神社で過ごした夜。キスだけで終わったのか?それとも・・・?朝、神社から出る時に下着(ヒモパン)の結び目を気にしていた冴子。そして『小室くん』から『孝』孝に変わった呼び方。思わせぶりな描写はありつつ、真実は想像にお任せなのか?それでも、自らが生きるために冴子を受け入れたと言ってのけてしまう孝の割り切り。今、この瞬間を生き抜くためには正しい選択となるんだろうか。
そして肩を抱き合って沙耶[ CV:喜多村英梨 ]の家に戻ってきた二人。期待どおり不機嫌になる沙耶(笑)。そしてそれ以上に麗[ CV:井上麻里奈 ]の反応が楽しみでもあり、ちょっと怖くもある。
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