RAINBOW 二舎六房の七人(第21話)
端から見ていると、いくらでも疑いの気持ちが芽生えてくる。バレモト[ CV:藤原啓治 ]にとって女郎屋の部屋で体を重ねるだけの関係のはずのエリ[ CV:川上麻衣子 ]。なぜそんなに入れ込めるのか?金もない権力もない。そんな自分に、本当にエリが着いてきてくれると思っているんだろうか。
それでもバレモトにとってはそんな事は関係ないんだろうな。人を好きになるってのは、結局そういうことなんだよね。バレモトにとっては、今までの人生で初めての経験なのかもしれない。こうなると周りが見えなくなるだけじゃなくて、周りが何を言ってもたぶんダメ。スッポン[ CV:朴ロ美 ]もそれを悟ったんだと思う。ヘイタイ[ CV:黒田崇矢 ]みたいに殴ってでも止めようとしてくれる友達がいるだけ、バレモトは恵まれてる。
となると、あとはエリの本心が知りたい。普通に考えれば、おそらくバレモトは騙されている。金を巻き上げられないだけマシかもしれない。しかし待ち合わせの時間に待ち合わせの場所に行けば、そこにはエリが待っている可能性は低い気がしてならない。下手をしなくても半殺しに合う可能性だってある。家族を裏切って、友達を裏切って商売女に熱を上げてるバレモトのだらしなさを見ていると、それも良い薬と思う気持ちと、ここまで覚悟を決めたバレモトの恋が報われて欲しいと思う気持ち。なんとも複雑な心境だ。
RAINBOW 二舎六房の七人(@日テレ) / アニメーション制作:マッドハウス
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