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会長はメイド様!(最終話:第26話)

▼最終話
これぞラブコメ!という文句のない終わり方。原作は未読だけれど、連載継続中ということも考えるとこのフィナーレの迎え方は上手に綺麗にまとめたと褒めるべきだと思う。

さて、そんな最終話の部隊は夢咲の学園祭。期せずしてなのか、運命のいたずらなのか、拓海[ CV:岡本信彦 ]美咲[ CV:藤村歩 ]のデートという格好に。顔真っ赤で照れまくりの美咲はある意味でいつもどおり。だけどその先が違った。今日の美咲は、いつも以上に拓海との距離を意識していたし、自分の中で消化しきれない拓海への気持ちを、拓海にどうやってぶつけて良いのか戸惑っていた。

そんな美咲の気持ちの表れは、やはりアトラクション終了後、拓海が手を離したあの瞬間だよね。今までの美咲が見せることの無かった、意表を突かれたような表情。あの後から美咲にとって"拓海と一緒の時間を過ごす"ことの意味が変わったんじゃないか?そう思える位のインパクト。最初のキスは拓海が美咲の不意を突いた。今度のキスは、美咲と拓海の気持ちが通じ合った証。最後まで拓海に好きって言えない美咲のツンデレなところが、たまらなく可愛い瞬間だ。

▼シリーズ構成の妙
コミックスという原作があるので、ストーリーの道筋を立てることにそんなに難しさは無かったと思う。それでも、この作品の全体を見通してみると、物語の組み立てが上手かったな~と感じる。序盤は美咲の強烈なキャラクターとメイド喫茶というギャップで引きつける。中盤はその美咲というキャラクターのいろいろな一面を見せつつ、拓海という存在を常に意識させるところに置いておく。そして終盤。もはや公然の事実となった美咲と拓海の関係をクライマックスまで盛り上げる。原作は少女マンガではあるけれど、ラブコメというジャンルと考えれば、男女問わずに26話、毎回違った面白さがあり、そして筋の通った美咲と拓海の関係を楽しめる。そんな良作だったと言える。

▼新たなツンデレヒロイン?
美咲を敢えてアニメのヒロインの属性で分類するならば、もちろんツンデレだ。とは言えそこは少女マンガ。男に媚びを売るだけのデレとはやっぱりひと味違う。他人のために100%以上頑張っちゃう美咲という真面目すぎる女の子が、拓海と出会い、恋心を育んでいく。だけど自分ではその気持ちをどう表現して良いか分からない・・。そんな美咲の心の揺れ動きがとっても分かりやすく描かれていたので、見ていて飽きない。さつき[ CV:豊崎愛生 ]ほのか[ CV:阿澄佳奈 ]といったメイドラテの面々。さくら[ CV:花澤香菜 ]しず子[ CV:小林ゆう ]、生徒会の面々、3バカに[ CV:五十嵐由美 ]。周りを固める登場人物も実に痛快。

▼J.C.STAFFパワー
TVシリーズとしては、この作画クオリティに文句をつける人がいるんでしょうか?基本は学校のシーンが多いので制服中心とは言え、メイドラテでは各種"Day"の設定。美咲の普段着の地味さ加減も相まって、ビジュアル面では毎回新鮮なイメージで見ていた気がする。美咲の表情とかテレてる時の演出については多少過剰な感もあったけれど、それも含めて美咲というキャラクターの表現だったと思えば、所詮は重箱の隅。今期も制作本数が多かったであろう中で、このクオリティを維持できる制作プロダクションの存在は貴重。今後もよろしく頼みますよ。

会長はメイド様!(@TBS) / アニメーション制作:J.C.STAFF

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