世紀末オカルト学院(第9話)
毎回タイトルに(半ば無理矢理)登場人物の名前を入れてくるオカルト学院。今回は"あかり[ CV:永瀬いのり(新人) ]"という見慣れない名前。いよいよストーリーが本格的にオカルトに突入してきた。少々ありきたり感は否めないけれど、物語序盤でのマヤ[ CV:日笠陽子 ]のオカルトに対する反感とも言える拒絶と比べると、マヤの心境の変化が伺える。
あかりが家の前で父親の健吾[ CV:うえだゆうじ ]を待っていたであろう事は明らかだし、正直なところその点ではあまり次回への期待感は無い。一方で、マヤの心情の変化、なにより豊かになってきた表情には大いに注目している。文明[ CV:水島大宙 ]のヘタレっぷりに向ける軽蔑の表情は相変わらずながら、マヤの中で他人という人間に対する感情が少しずつ変わってきている。
そういう意味では、この作品の本質的なテーマはやっぱりそこにあると思うんだけど、今のところ全く手がかりが見えてこない「ノストラダムスの鍵」も気にはなる。いや、そもそもそんな物は本当に存在しているのか?おそらく残りもあと数話(全14話か?)となった世紀末オカルト学院。となれば、やはりこのあかりとの接触が、ノストラダムスの鍵に繋がると思って良いんだろうか?
世紀末オカルト学院(@テレビ東京) / アニメーション制作:A-1 Pictures
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