刀語(第9話)
"まえがたり"で細谷佳正曰く、「今回はラブコメ!」ということだったので、気を緩めていざ鑑賞。ま~なんと言いますか、とがめ[ CV:田村ゆかり ]の破壊力?あれは反則ですよ。七実[ CV:中原麻衣 ]にショート(おかっぱ?)にされた髪の毛がその破壊力をさらに増幅。極めつけはあのキス!まさに「ちゅっ」っていう擬音がピッタリ。七花[ CV:細谷佳正 ]の気の抜け方も無理はない。
そんな七花の思い切ったアタックも、ヤキモチ全開のラブラブ光線も、基本的には慚愧[ CV:伊藤静 ]に対する敵対行動なわけです。ほぼ100%勘違いとはいえ、この慚愧もまた何とも肝心な所が抜けていて思わず側にいたくなるタイプ。ドジッ娘じゃないんだけど、端から見てると危なっかしい。
最初から「心王一鞘流」の道場は、やたらと広く大きく見えた。そこに凛と居座る慚愧。その決意と潔さが伝わってくると同時に、その裏には寂しさや哀愁が見て取れる。慚愧が「恋に生きてみたかった」と悲しそうな表情をして語った瞬間。今の自分の人生に100%の自信が持てないんだろうか?どこか人間としての感情に少し欠けるような慚愧の言葉や行動。それも最後の一言と本心からの笑顔ですべて吹き飛ばされた。もしかすると鋸の存在が彼女を縛っていた、ということなのかもしれない。
一方で真庭忍軍は遂に鴛鴦[ CV:山像かおり ]が右衛門左右衛門[ CV:小山力也 ]の銃弾に倒れ、ついに鳳凰[ CV:置鮎龍太郎 ]と人鳥[ CV:広橋涼 ]の2人だけに・・。
否定姫[ CV:戸松遙 ]がとがめの刀集めを阻むことなら、真庭忍軍は泳がせておいた方が得策だと思うんだけど、どうやらそう言うわけではないみたい。知らないうちに真庭忍軍が不憫に思えてならなくなってきている。
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