屍鬼(第13話)
夏野[ CV:内山昂輝 ]に訪れた死。物語の主人公がそう簡単に死ぬはずがない、というお約束も屍鬼には通じなかったか。外場に出来たという葬儀社にしても、クリニックにしても、おそらくは兼正の息がかかっている。そもそも、土葬だからこそ「起き上がり」が発生したのに、もし葬儀社が火葬にしてしまったら・・?もうこれ以上の起き上がりは必要ないということなのか?
そして夏野とほぼ同じタイミングで起き上がりに血を吸われ、命を落とした尾崎[ CV:大川透 ]と妻、恭子[ CV:水谷優子 ]。その亡骸を氷で冷やすという尾崎の奇行。起き上がる瞬間をその目で確かめようとでもいうのか?尾崎の心はまだ死んでいないと信じたいが・・。
夏野がいなくなってしまい、もはやかおり[ CV:長嶋はるか ]と昭[ CV:川上慶子 ]だけではどうしようもないと思っていた矢先、室井[ CV:興津和幸 ]の父、信明[ CV:丸山詠二 ]が突如として行動を起こしたのか?
しかし室井ですら信明の行動の真意を理解できないんだから、俺に分かるわけもなく。兼正の思惑も考えも分からない。夏野が本当に抗うことなく、相手が徹[ CV:岡本信彦 ]だという理由だけで死を受け入れたのかも分からない。そしてその夏野の死体がどこへ運ばれたのかも分からない。一見すると、もうこの村はお終いと言っても良いような状態だ。
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