屍鬼(第15話)
夏野[ CV:内山昂輝 ]だ!何話ぶりの登場だろうか?尾崎[ CV:大川透 ]の前に現れた夏野の目は、生きていた時のそれと全く同じに見えたけど・・。屍鬼特有のあの赤い目ではなかった。それでも流石に夏野が死んでいないという状況はちょっと想像出来ないな。少なくとも兼正には組していない、ということは間違えなさそう。
夏野が尾崎にかけた「一人じゃない」という言葉の意味。もちろん、兼正率いる屍鬼と戦おうとしている人間が尾崎一人じゃない、という意味だろう。そして尾崎もそう理解したはず。最後にライターに力を込めて点火。尾崎の心情はどうだったんだろう?例え一人でも「屍鬼を狩る」決意はあったんだろうし、そのために恭子[ CV:水谷優子 ]の胸に杭を打ち付けるという残虐に見える行動に出た。それであれば、夏野の言葉は頼もしさすら感じても良いところなんだけどな。
起き上がりのための死を迎える直前に村を去る理由、そして新しい葬儀社が出来た理由。何か意味はあるんだろうけど、それほど深く考えていなかった。その両方にちゃんと意味があったとはな。兼正って単に「悪」であるだけじゃなくて、とにかく頭も良いんだよね。ちょっとやそっとじゃ切り崩すことが出来ない。まして尾崎一人では、おそらくどうすることも出来ない。
そんな状況が明らかになったからこそ、今回の夏野の表情からは、より一層の力強さを感じた。頼むぞ、夏野。
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