伝説の勇者の伝説(第19話)
上位種―。ティーア[ CV:福山潤 ]の使うこの言葉には、ライナ[ CV:福山潤 ]で無くても違和感を感じるはず。魔眼を持って生まれてきたが故に虐げられてきた子どもたちをかくまい、そしてその子ども達から慕われているティーアを見ていたら、「あれ、もしかして結構いい人?」と思ってしまった。
それでも、ガスタークや人間に対する恨みを語る時のティーアには、子ども達に向けていた優しい表情を見る事は出来ない。ティーアの考えを全て否定することはできないけれど、それでもティーアの理論で言えば、結局「上位種」が全ての人間を殺し尽くすまで、憎しみは消えない。ライナがそんなティーアに同調するとは思えないけれど・・・。フェリス[ CV:高垣彩陽 ]という存在がいない今、ライナの心は不安定なんじゃないかと心配になる。
そんなライナの心を知ってか知らずか、キファ[ CV:大浦冬華 ]はレファル[ CV:中井和哉 ]の元で久々に自分が女の子であることを意識したであろう格好に。もしかして、このままホントにレファルと結婚か?という雰囲気もあったんだけど、ライナの話題が出たところで空気が一変。
アルファスティグマに対するむごい仕打ちを続けてきたガスタークと、そこに身を置いているキファの行動。そしてライナを監視するリル[ CV:勝杏里 ]。キファやライナの気持ちとまったく関係ないところで、二人の関係を割こうとするかのような不穏な動きだ。
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