本エントリーはピッコロさん主催の企画に賛同し、2010年9月に最終回を向かえた作品の評点を投稿するものです。少々時間が経ってしまいましたが・・・。
けいおん!![25点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
5点 |
画 |
4点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
5点 |
総合的な評価 |
4点 |
コメント |
音楽がテーマの1つではあるけれど、けいおん!!はやっぱり日常アニメの代表だと思うな。だからアニメのストーリーはここでいったんは終了となる。それでも唯たちの日常はまだまだ続いてる。俺の中ではけいおん!!は自然に始まり、そして自然に終わっていく。そんな不思議な感覚で楽しめるアニメだった。3期があれば見ると思うし、きっと劇場版も見に行くと思う。でも、これで終わりと言われても、決して違和感も拒絶感もない。それもそれでアリという気がするくらい、日常だった。(全文はこちら。) |
黒執事Ⅱ[20点] |
ストーリー |
4点 |
キャラクター性 |
3点 |
画 |
4点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
3点 |
コメント |
その混乱も、結局最終話まで徐々に、少しずつ明らかになる。ここがポイントだ。決して一気に出てくる訳じゃない。シエルが、そしてアロイスが自分の心と向き合い、自分の弱さと戦っていく。そんな内面の描写を通じて、徐々に物語りの真実に近づいていく。全12話として見たときに、そのテンポと描き方のバランスがとっても良くできている。キャラクターという面では決して万人ウケはしないと思うし、世界観もかなり独特な雰囲気を持っていて、基本は女性向け作品だと思う。見る人は選ぶと思うけれど、作品全部、1話単体を越えた世界観の構築は実に見事だ。(全文はこちら。) |
ジャイアントキリング[22点] |
ストーリー |
4点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
4点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
3点 |
コメント |
サッカーを題材にしたアニメは数多くあれど、その中で監督をストーリーの中心に据えた作品はこれが初めてじゃないだろうか。クラブチームの監督がどのような心境で、どのような覚悟でピッチに立っているのか。それは達海の視点で描かれる場面はもちろんのこと、やはり対戦チームにおいても同じように監督の視点で試合の進行が描かれることが多かった。動きの大きいサッカーというスポーツにおいて、ともすれば動きのないイメージのあった監督という立場。それはこの作品を通して大きく変わったんじゃないだろうか?俺もサッカーは好きだし、Jリーグもスカパー!を契約して見ているくらいだけれど、監督に対して抱いているイメージは確実に変わった。(全文はこちら。) |
セキレイ~Pure Engagement~[20点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
3点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
4点 |
総合的な評価 |
3点 |
コメント |
アニメ第2期も遂にフィナーレ!「to be continued」の文字のとおり、ストーリーとしてはいよいよこれから本番というところでの終了。それでもひとまずは「お疲れさま」という言葉をかけてあげたくなる。1期よりも戦いという意味での激しさや厳しさは無かったかもしれない。けれど、傷ついて倒れた皆人と結[ CV:早水沙織 ]の前に立ちはだかったのは、遅れてやってきた真打ち正義のヒーローではなく、皆人との絆を深め合ったセキレイたち。あのシーンに、この第2期の作品のテーマがギュッと詰まっていたような気がして、グッときた。(全文はこちら。) |
世紀末オカルト学院[24点] |
ストーリー |
4点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
4点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
4点 |
総合的な評価 |
4点 |
コメント |
閃光のナイトレイド放送中から流されていた番宣。全国各地のオカルトにまつわる地を巡るという内容だったはずだけれど・・・。始まってみれば確かにオカルトというキーワードはちりばめられている物の、内容はオカルトからSFからラブコメから魔法から、もう何でもあり!今までそんな触れ込みの作品は数多くあったような気はするけど、ここまでフリーダムな作品は見たことが無いぞ。荒唐無稽な要素がこれだけ集まっているのに、それが1つの作品として成りちゃっちゃってるんだから凄い。(全文はこちら。) |
RAINBOW 二舎六房の七人[18点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
3点 |
画 |
4点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
2点 |
コメント |
作品の後半。二舎六房を出た後の物語。俺はこの後半の内容がこの作品の評価を大きく分けるんじゃないかと思う。ストーリーとしては確かに面白かった。一方で、前半に見られたような作品の世界観に大きく共感したり恐怖を感じたり、そして怒りを感じたりすることは無くなっていた。"友情"というテーマを描こうと力みすぎた結果、単なる綺麗事、予定調和のストーリーに成り下がってしまった。原作に沿ったストーリー展開なんだろうけれど、ここは思い切って13話、1クールで二舎六房を出るまでの物語にした方が良かったのでは?俺の中では後半1クールは残念ながら蛇足に感じられた。(全文はこちら。) |
ストライクウィッチーズ2[18点] |
ストーリー |
2点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
3点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
4点 |
総合的な評価 |
2点 |
コメント |
「パンツ的衣装で登場する」「魔法を使うとネコミミとシッポが生える」、というかなり狙った設定で話題を呼び込むことに成功した1期のストライクウィッチーズ。どうもその成功体験から抜け出せないまま、2期のアニメを作ってしまったんだろうなという印象がぬぐえない。厳しい言葉で言えば、中身が極めて薄い全12話でした。(全文はこちら。) |
オオカミさんと七人の仲間たち[17点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
3点 |
画 |
3点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
2点 |
コメント |
御伽銀行の面々は実にくせ者揃い。故に1クールでその全員の魅力を描こうとすると、相当に濃縮してギュッと押し込まないとダメ。涼子と林檎、そして亮士の3人に関してはストーリーの中心だったのでまだよかった。一方で残りのメンバーはどうだったか。断片的なイメージは残っているけれど、残念ながらそれ以上にはならず。ストーリーの遊びが少ないのと同様、キャラクターについても一部の主役を除いてどうも飾り的な印象を最後までぬぐえず。(全文はこちら。) |
会長はメイド様![23点] |
ストーリー |
4点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
5点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
4点 |
コメント |
コミックスという原作があるので、ストーリーの道筋を立てることにそんなに難しさは無かったと思う。それでも、この作品の全体を見通してみると、物語の組み立てが上手かったな~と感じる。序盤は美咲の強烈なキャラクターとメイド喫茶というギャップで引きつける。中盤はその美咲というキャラクターのいろいろな一面を見せつつ、拓海という存在を常に意識させるところに置いておく。そして終盤。もはや公然の事実となった美咲と拓海の関係をクライマックスまで盛り上げる。原作は少女マンガではあるけれど、ラブコメというジャンルと考えれば、男女問わずに26話、毎回違った面白さがあり、そして筋の通った美咲と拓海の関係を楽しめる。そんな良作だったと言える。(全文はこちら。) |
祝福のカンパネラ[20点] |
ストーリー |
2点 |
キャラクター性 |
3点 |
画 |
5点 |
演出 |
2点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
2点 |
コメント |
全てがハッピーエンド。世界は救われ、めでたしめでたし・・・なんだけども。まぁ正直言ってこれは物足りないよな。物足りなさ過ぎる。日曜午前のリアルお子様向けアニメならいざ知らず、恋愛ADVゲーム(しかもエロ)がベースとなっていながら、このヌルいストーリーはなんなんでしょうか。最後の暴走したエールとの戦いでもピンチらしいピンチも1度あっただけ。偉業を成し遂げた!という達成感はほとんど感じられない。色々と素晴らしい題材が揃っているのに、非情に残念な終わり方です。(全文はこちら。) |
みつどもえ[23点] |
ストーリー |
4点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
4点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
4点 |
コメント |
ふたばのおっぱい好きもあり、最初は下ネタ中心の作品なのかな?と思っていたんだけど、どうやらその考えは改めなければならないみたい。みつばのプリントパンツだったり、ひとはのピンクに輝くエロ本だったり、"69"と書かれたどこで売っているのか想像も付かないキャップを常備している千葉だったり。作品全体にちりばめられたこの下ネタの使いどころが実にしょーもない(笑)。(全文はこちら。) |
生徒会役員共[19点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
3点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
3点 |
コメント |
しょーもない下ネタを、しょーもない気分で見るためのアニメ。決して真面目に内容を考えてはいけない。無邪気にネタを楽しんだ人こそが勝ち組だ。それは分かってるんだけど、原作も読んでるんだけど、アニメについてはどうにも楽しみきったという感じがしない。やっぱ長すぎるんだろうか?習慣とは恐ろしい物で、原作の連載は1週で4コマが7本くらい。この量に慣れきってたもんだから、30分のアニメにされてしまうとすご~く長い気がしてしまう。(全文はこちら。) |
あそびにいくヨ![21点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
4点 |
画 |
3点 |
演出 |
4点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
4点 |
コメント |
1話ではスピーディなストーリー展開に加えて、分かりやすい記号化されたキャラクターのおかげで、これは面白そう!という期待感が先行していた。ストーリーという観点からとらえるとどうだろうか?個人的には最終話があっさりと終わってしまった感があったのと同様に、ちょっと淡泊だったかな~という気はする。(全文はこちら。) |
裏切りは僕の名前を知っている[17点] |
ストーリー |
3点 |
キャラクター性 |
2点 |
画 |
4点 |
演出 |
3点 |
音楽 |
3点 |
総合的な評価 |
2点 |
コメント |
この作品に登場する登場人物は、みんな正直でまっすぐで、そして自分の心の弱さに向き合おうとする。一方でレイガ率いるデュラスにおいては、裏切りと欺き。悪に満ちた人物ばかり登場する。それを美しいと感じる心が無いわけではないが、率直に言って綺麗事すぎる。夕月にしてもルカにしても、この作品の登場人物には感情移入する隙がない。そうするとどうしても第三者的に遠くから物語りの進展を眺めるようになってしまう。結果的に、作品への没入度が下がるし、面白いという感情も生まれにくい。この作品の最大の問題はそこだろうな。(全文はこちら。) |
毎回ではありますが、ベスト賞については何とも選ぶのが難しいので、作品個別の感想にとどめさせていただきますm(_ _)m。
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