おとめ妖怪ざくろ(第11話)
突羽根[ CV:大原さやか ]と恵永[ CV:森川智之 ]の恋の物語。西王母桃[ CV:中原麻衣 ]が感じ取ったその悲しくて切なくて、そして突羽根の愛に満ちたエピソードに、気がつけば完全におとめ妖怪ざくろの世界観に包み込まれていた。
シンプルで分かりやすいラブストーリーではあるけれど、その単純さ故の面白さを存分に見せつけてくれた。11話はあっという間に時間が経ってしまったように感じた。それでも、神がかりの里でまだ突羽根は生きている?そんな少しばかりの希望を抱かせておきながら、花楯[ CV:近藤孝行 ]の冷たい言葉。「彼女は死んでも尚、その姿のままだ―」。
同じ母親から血を分けたはずの花楯こと沢鷹(おもだか)と西王母桃。なのにどうしてこんなにも悲しい運命をたどってしまうのか。沢鷹への怒りと同時に、虚しい気持ちになる。そして改めて、今の西王母桃の側には景[ CV:櫻井孝宏 ]という存在が必要だと感じた。西王母桃と景の恋模様が突羽根と恵永に重なる―。
それでも景なら大丈夫。今回の景は自信を持ってそう言えるたくましさがあった。
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