とある魔術の禁書目録Ⅱ<インデックスⅡ>(第13話)
大覇星祭が終わり、そしてその終了を告げるナイトパレードの花火が、クローチェディピエトロの発動を妨げる―。学園都市自らが、ローマ正教による支配を拒絶するかのような、劇的な展開。いつもなら当麻[ CV:阿部敦 ]のイマジンブレイカーとその頭脳で退けられた相手でも、オリアナ[ CV:柚木涼香 ]となればやはり相手が悪かった。
オリアナの最大の強みは「術式」に極度の依存と過信が無かったことだな。その手の相手だと当麻に自分の術式を破られたことに同様して、そこからほころびが生まれる。そのオリアナが依存していたのは、どうやら自分の中に自分で作りだした「ルール」だったようだ。
となれば、おそらく「同じ術式は1度まで」というのもオリアナが自分で決めたルールなんだろうな。使おうと思えば2度でも3度でもたぶん使える。自分で自分を縛り、それを礎として戦う。その基礎が当麻とステイル[ CV:谷山紀章 ]の予期せぬ共闘で揺らぐ事になるとはね。しかし小石につまずいて顔面から地面に突撃するステイル、かっこわるすぎ・・・。緊迫の場面なのに思わず笑ってしまった。
1クールが終了し、大覇星祭というキーワードもここで終了。1期では1匹オオカミ的に動いていた当麻が、パーティを組んで戦う事が多かった。だんだんイギリス清教側、そして魔術側にすり寄っているような気もする。次回以降始まるストーリーは、もしかすると2期の最終話まで繋がっていく可能性も。当麻が自分の立ち位置をどう動かしていくのか、注目だ。
ところで、あの後「おねえさん」こと、オリアナはどうなったんだろう?
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