GOSICK―ゴシック―(第3話)
クイーンベリー号の事件は無事解決に。ヴィクトリカ[ CV:悠木碧 ]が気づいたジュリィ[ CV:野田順子 ]の歩くときの癖、そしてバッグの重さ。床に落ちたバッグを拾うときのヴィクトリカの怪訝な表情は、なるほどこれが理由か。
事件の真相に繋がる要素は、所々にしっかりと分かる形でちりばめられている。つまり俺も注意を凝らして見ていれば、そのうちのいくつかは気がついた可能性もあったことになるのか。ジュリィがかつてのクイーンベリー号の生き残り、ということは何となく予想出来ていたけれど、ヴィクトリカの観察力はハンパじゃないな。
そんな冷静なヴィクトリカが、何度か一弥[ CV:江口拓也 ]に助けを求めた。あくまでヴィクトリカにとって、あれは演技でしかないと言い張るに違いない。だけど、無線室に一弥が入ってきた瞬間のあの表情。一瞬ビクッとして、そして安堵したようだった。
あの瞬間、俺はヴィクトリカが一弥に抱きつくんじゃないか?と思ったくらいだ。いや、ヴィクトリカも絶対に一弥に飛びつきたかったに違いない。一弥の「側にいて欲しい」と言ったその言葉には、少しずつヴィクトリカの一弥に対する気持ちが変わってきていることを感じる。
GOSICK―ゴシック―(@テレビ東京) / アニメーション制作:BONES
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