放浪息子(第10話)
「女の子の格好をする事が好きな男の子」を取り巻く、ちょっと変わった、だけど平和な日常。そんな日常があっという間に、あっけなく崩れていく。サブタイトル「10+11」のとおり、今回は10話と11話の2話分をオンエア1話分に再編集した特別編とのこと。それ故にあっという間に過ぎていく時間、そして修一[ CV:畠山航輔 ]の変化。劇的すぎて着いていけない。保健室登校?安那[ CV:堀江由衣 ]とも別れちゃったの?(ノーカットの10話と11話はBlu-rayでとのことです。もともと放送は全11話予定なので、これも予定通りのはず。)
そんな環境でも、髪の毛を伸ばして背も伸びて雰囲気がちょっと変わった修一は、"倒錯劇"のために学校へ。よしの[ CV:瀬戸麻沙美 ]との関係も、誠[ CV:井口祐一 ]との関係も、大きく変わってはいないんだろうか?だとしても、今の修一を動かしているのはそれだけじゃないはずだ。
修一にとって、女の子の格好をして学校に行く意味は、単なる興味とか好奇心ではかった。自分の存在意義そのものだった。それを否定されたんだから、学校に行けなくなっても無理はない。だけど、土居[ CV:吉野裕行 ]に自分の心を思いっきりぶつけた。修一にとって大きな転機を迎えた夏休みとなりそう。
全11話のこの作品、次回でいよいよフィナーレか。修一は自分の性のギャップにどういう答えを出すのか。よしのは?さおり[ CV:南里侑香 ]は?連載継続中の原作をどのように着陸させるのか、見物だ。
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