魔法少女まどか☆マギカ(第10話)
OP「コネクト」の歌詞の意味が10話で初めて明かされた。そしてその歌詞の重さと込められた意味の深さに思わず絶句してしまった。作品のタイトル、そしてまどか[ CV:悠木碧 ]の視点で描かれる物語。それでもこの作品の主人公は、物語の中心にいるのは、まぎれもなくほむら[ CV:斎藤千和 ]だ。この10話は、ほむらが何回繰り返したか分からない迷路の1つでしかないのかもしれない1話に繋がる。
プロローグでもあり、この作品の大きなテーマが描かれていたこの10話の内容は、コネクトの歌詞と同様に衝撃的だった。ほむらが最初に見たまどかは、既に魔法少女だった。何度も迎えるワルプルギスの夜。そしてまどかの死、あるいは魔女化。何度も何度も絶望を味わってきたほむら。魔女となるしかなくなったまどかの命を、自らの手で奪う事しかできなくなってしまった最悪の結末。どうしてほむらがそこまで自分の感情を押し殺して、ひたすらにまどかが魔女となる事を阻んでいたのか。知りたかった理由がそこにはあったはずなのに、知りたくなかった現実だった。
いつもと違うOP。それは最後の絵だ。5人の魔法少女が勢揃いしているその1シーンは、ほむらの願う「無くした未来」なんだろうか。既にマミ[ CV:水橋かおり ]もさやか[ CV:喜多村英梨 ]もさやか[ CV:喜多村英梨 ]その命を落としてしまった"現在"でも、ほむらにとってはまどかが無事でいてくれることが全てなのかもしれない。それでもこの1枚の絵は、ほとんどの人が望む未来の絵なんじゃないだろうか。ほむらの想いが届く事を願うばかりだ。
今週は11話の放送はお休み。TBSでは10話が放送休止だったので、ニコニコ動画で視聴。無料配信は1週間のようです。
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