とある魔術の禁書目録Ⅱ<インデックスⅡ>(第21話)
学園都市の状況がかなり複雑になってきた。原作未読だとこの展開に追いつくのが精一杯だ。アンチスキルやハウンドドッグがバタバタと倒れたあの現象。木原[ CV:藤原啓治 ]の分析がビンゴのようだ。もちろん、その魔術を発動させているのはヴェント[ CV:平松晶子 ]。その場にいなくても条件が整えば発動する、というのはこの作品の十八番だけど、あそこまで挑発的な態度を取る理由もちゃんと存在していたとは。単に好戦的な性格ということもありそうだけど、それだけじゃなかったってことだ。
そしてその挑発に乗らなかった当麻[ CV:阿部敦 ]の冷静な行動も正しかったってことになるな。当麻の場合は「科学と魔術のくだらない争いからラストオーダー[ CV:日高里菜 ]を助ける、という事に夢中だったが故なのかもしれない。ヴェントの使った術式の発動条件、木原の目の前でぶっ倒れたハウンドドッグの言動や20話の黄泉川[ CV:甲斐田裕子 ]の状態から推察すると、「自分を悔いる」ことなんだろうか?となれば、当麻にそれを味合わせるのはかなり難しいと思う。
そんな魔術サイドの挑発を知った上で、科学サイドのアレイスター[ CV:関俊彦 ]が発動させた「虚数学区・五行機関」、その媒介とされた氷華[ CV:阿澄佳奈 ]。普段なら当麻の右手が全ての事態を打開する救世主になるところなんだけど・・。今回ばかりはそれが使えない。そしてそこにヴェント登場。これは相当にヤバい状態だぞ。どうする、当麻。
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