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君に届け 2ND SEASON(第10話)

爽子[ CV:能登麻美子 ]がずっと言い続けてきた「好きの意味が違う」っていう言葉。風早[ CV:浪川大輔 ]とのすれ違いを生んだのも、誤解を招いたのも、ともすればこの言葉が原因だったと言ってもいいくらい。それだけ、この言葉には重みがあった。その違うの意味が、今ようやく爽子の口から―。

俺には何がどう違うのか、結局10話のそのシーンになるまで理解できてなかった。だけど風早は違ったんだな。風早も爽子のその言葉を聞いた瞬間はネガティブに受け止めていたし、爽子の本当の心を理解できていなかった。結局の所、風早も自信が無かったってことなのかもしれない。だけど、それが普通。至って普通。俺はそう思う。

そして風早の中で、何かが吹っ切れたんだろうか。まさかあんな場所で、あんな状況で、堂々と爽子に「好き!」って言えるなんて。ここまでの紆余曲折があったからこそ、あの風早の好きっていう言葉には、ホントにもう爽子の事しか見えてない!全部自分のものにしたい!っていう気持ちが乗っていた。

君に届け 2ND SEASON(@日本テレビ) / アニメーション制作:Production I.G

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