Rio RainbowGate!(最終話:第13話)
▼最終話
リオ[ CV:井上麻里奈 ]とリナ[ CV:たかはし智秋 ]のポーカー勝負!個人的にはもう少しこの勝負をじっくり見せて欲しかったかな~。せっかく良い緊迫感が演出できていたのに、ちょっと展開を急ぎすぎてる気がした。
そのポーカー勝負、リナの14連勝からリオが一気に14連勝で巻き返す。勝負の流れ、ロールルーラーの勢いを見れば、そのままリオが押し切る事は明白だった。ゲートを13枚集め、MVCDとなったリオが放つ虹色の光が世界を覆い、世界はラッキーで包まれる―。なんと言いますか、ちょっとオチのクオリティが・・・。まぁ明るい話題が欲しいこのご時世、ハッピーエンドだったって事で良しとしますか!
ED中もマンガ風の演出でストーリーが続く。ミント[ CV:竹達彩奈 ]が帰っちゃうシーンでは「え~、そうなのか・・」とちょっとがっかりしたんだけど、その後すぐに戻ってきてくれて、妙に嬉しい気分に。しかしだ、衝撃的だったのは実はその後。
もしかして、2期やるんですか?いや、この演出は明らかにやるよな。最初から予定通りの分割2クールなんだろうか、それとも制作途中で決まった?流石に前者だよな。そこまで人気ある作品とは思ってなかったけど。
▼パチンコ要素は排除
元々はパチンコのキャラだったらしいリオ。というのも1話の感想で書いたとおり、俺が全くパチンコをやらないので、今回のアニメ化で初めて知った。うみものがたりもそうだったんだけど、パチンコという要素を前面に出すことで当然のようにネガティブな反応を示す人も多いだろうし、ストーリーをそれとは基本的に無縁な方向に持って行ったのは正解だったな。カジノが舞台ながらも基本的に明るいイメージが先行していたし、リオがカジノ勝負を挑まれ、そして打ち勝っていくという単純で分かりやすい展開も良かった。分かりやすい作品、俺は好きだな。
▼キャラ先行
ストーリーとキャラクターのバランス、という点においては、この作品はやっぱりキャラ先行なんだよね。リオとリナ、さらにはミントやアーニャ[ CV:福井裕佳梨 ]というキャラクターがあり、そこで初めて物語が生まれる。とは言えそれが悪いか?と言われれば、この作品についてはそんな事無かったと思う。基本的にみんないい人だし、EDではカルティエ[ CV:大原さやか ]も憎めない人に見えた。裏表のない、こちらもストーリーと同様に分かりやすいキャラクター。この作品にはこのバランスがちょうど良いかな。
▼なんとか持ちこたえたか
XEBECの作画って最初は良いんだけど、やっぱり最後までそれが続くんだろうか?という点においては、常に不安がある。今回は・・・う~む、最終話なんかは登場キャラが多いせいもあって、観客とかはかなり適当な作画になってた気がする。一方で、リオのコスプレ以外の登場人物は基本的にいつも同じ服装だから書きやすいと思うし、リオのバトル以外は動きもそんなに多くないし、それほど気になるところも無かったかな。それでもやっぱりこの原色ギラギラ系の色指定だけは、もうちょっと工夫して欲しかったかな。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント