GOSICK―ゴシック―(第11話)
入れ替わってしまった箱が、何か大きな事件への足がかりとなるんじゃないか?そんな先読みも今回は空振り。それでも、ジャクリーヌ[ CV:雪野五月 ]とクレヴィール[ CV:木内秀信 ]の二人が、久々の再会から遠ざけたという事実は、二人にとっては大きな出来事であったことは間違えないようだ。
そんな二人の過去のエピソードを通して、ヴィクトリカ[ CV:悠木碧 ]の過去もまた透けてみてくる。なぜクレヴィールがそこまでヴィクトリカの事を避けるのか?クレヴィールの髪型の話をするとき、何故ヴィクトリカは何かを思い詰めたような表情になるのか?ヴィクトリカの本心は分からないけれど、少なくともその一端は見えた気がする。
ヴィクトリカがクレヴィールから愛を奪わなかったことを指摘され、思わず涙を流していた。たぶんあれは悔し涙だと思う。今のヴィクトリカは、それそのものかどうかはさておき、愛という言葉の意味を理解している。そしてそこに一弥[ CV:江口拓也 ]の存在を重ねていると思う。
ストーリーも折り返しで、今回はどちらかと言えばインターバルのような内容。それでもこのインターバルが、おそらく今後のストーリーにおけるヴィクトリカを取り巻く人間関係にものすごく意味のある内容だったように思う。一弥の脳天気さがある意味で羨ましい・・。
GOSICK―ゴシック―(@テレビ東京) / アニメーション制作:BONES
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