GOSICK―ゴシック―(第12話)
黒一色のゴスロリファッションから、爽やかなパープルを基調にした洋服に衣替えのヴィクトリカ[ CV:悠木碧 ]。その暑さのせいなのか、どうも今回は最初からご機嫌があまりよろしくない。一弥[ CV:江口拓也 ]も一弥で、最初は耐えてるんだけど徐々に耐えきれなくなり、結局最後はいつものようにケンカに。
まさかヴィクトリカを一人置いて、一弥はホントにアブリル[ CV:下屋則子 ]と避暑地でバカンスなのか?それでも汽車に乗り込む直前、やっぱり思いとどまる一弥。そもそもヴィクトリカのご機嫌が斜めだったのは、一弥の浮かれた表情から全てを悟っていたからで、素直に「行かないで欲しい」って言えないのも、ヴィクトリカの可愛いところ。それでいて一人でグチグチと文句を言ってるところが、余計に可愛い。
そんないつもと変わらない、何気ない夏休みの光景だったんだけど、いつもと違ったのは一弥の家族の一件だ。今まで一弥の口から家族の事があまり語られる事もなかったし、日本からソヴュールにはるばるやってきた理由が、あまりポジティブな物では無いという事も、ストーリーにちょっとだけ暗い影を落とす。
それでも、だ。少なくとも一弥の優しさは今のヴィクトリカにとっては、かけがえのない物になってると思う。それだけでも、一弥がソヴュールに来た意味があったと思える。
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